元部活。
描写・・・無理です!!
夕菜と桃子は次の日、休日にも関わらず学校に来た。
補習などといったものではない、
昨日に部員の強化を頼まれたから来たのだった。
夕菜と桃子は動きやすいジャージできていた。
夕菜と桃子は体育館に出向いた。
夕菜「こんにちわぁ~」
桃子「…こんにちは。」
夕菜はいかにも動きますという言い方だったが、桃子はいつも通りいった。
友梨「え?夕菜?!と工藤さん?」
友梨は夕菜と桃子が来たことに驚いていたが夕菜と桃子は無視した。
夕菜「池田せんせぇ~来ましたよぉ~」
夕菜は体育館の奥で椅子に座っている池田を呼んだ。
池田「あぁ来たか。」
夕菜「でどうしようか?」
夕菜は部活をしている部員を眺めた。
池田「ん~叩きのめして。」
池田も部活をしている部員を見た。
夕菜「俺が抜けてから相当レベル落ちたな…」
夕菜は隣にいる池田にだけ聞こえるように言った。
その光景は見るに見かねない光景だった。
男子部員で試合をするのはまだよかった。
その部員達は数回に一回は空ぶるのだ。
実を言うと昔はもっと弱かった。
女子はまともなのが数人はいるがシードにいつも負けていた。
勇馬、直樹、友梨が入る前はほとんど無名校だったのである。
2年、3年もいることにはいるがはっきりいって弱い。
一人男子で勇馬、直樹に及ばないもののある程度強いものもおり、3人で団体で勝ってきた様なものだ。
夕菜「こいつらの底上げねぇ…」
池田「頼む。」
夕菜「わかったよ。
ちょっと昨日から考えていた案をする。」
夕菜と桃子は少し準備体操をして直樹と友梨に何かを頼み
夕菜は、ラケット持って近くに落ちていた羽を拾って
試合が終わり話している上級生達に向かって打ち込んだ。
上級生A「なんだよ!!」
夕菜「あぁん?
練習する気が無いんなら帰れ!!」
夕菜は上級生に向かっていった。
上級生B「なめんなよぉ~この女」
上級生Bが殴ってきたが夕菜は体をそらし殴ってきた腕を取ったそのまま腕を引き寄せ
相手の足をけり相手のバランスを崩させて床に背中から叩きつけられた。
上級生A「え?」
直樹「準備できたぞ~」
夕菜「わかったぁ~。」
夕菜は叩き付けた上級生を無視して直樹のほうへ歩いていった。
上級生の一人が池田に何か言ったが池田は大声で部員全員に聞こえるように言った。
池田「お前ら今日はこの山崎に教えてもらえ!!
昨日頼んだんだ。
前いた奴は知っているが女でも男と変わらない強さだぞ。
油断するなよ。
逆らったら怖いぞ…肉体的じゃなくて精神的に恐怖心を植えつけられるからな。」
池田はありもしないことを言った。
夕菜「そんなこと出来ません!!」
夕菜は池田に言ったが無視された。
池田「とりあえず自己紹介しておけ。」
夕菜「前いた奴は知っていると思いますけど、山崎夕菜です。」
桃子「…工藤桃子。」
夕菜と桃子は挨拶をした。
桃子の本来の口調を知っている直樹は噴き出しそうになっていたが抑えていた。
夕菜「それじゃぁ今日は男女混合の試合をします。」
夕菜は男女混合の試合をやるといった。
すると池田は何かが分かったように言った。
池田「今日は男女混合だ。
特に男子負けんじゃねぇぞ。」
池田が言うと男子部員は盛り上がった。
男子部員「おぉ~負けてたまるかぁ~」
夕菜(こいつらは…流されやすいな…)
夕菜「メンバーは池田先生が決めてください。」
池田「じゃぁまず…山崎と工藤がやってみてくれ。
まずは、二人の実力を見せ付けないとな。」
そういって池田は夕菜と桃子の体をコートの中に押し入れた。
夕菜「あんまり乗り気にはなれんが…」
桃子「しかたないよ。池田先生は僕の事、知らないんだから。」
夕菜と桃子は小さな声で話した。
夕菜と桃子の試合が始まった。
初めはほぼ互角の戦いだったが、体力、経験の違いが出てきたので、夕菜が優勢であった。
そして夕菜と桃子の試合は終わった。
夕菜21:桃子15
池田(工藤がここまでだとは予想外だったな…)
池田は何かを考え始めた。
夕菜は桃子は運動神経が良い事はしっていたので、特に驚かなかった。
桃子は表情からは何も読み取れない。
直樹はすこし驚いたようだが、桃子には勝てるかなぁ~と考えていたりした。
他の部員(友梨込み)は夕菜、桃子の動きを見て驚きを通り越してあきれていた。
桃子「…負けた。」
夕菜「十分だと思うぞ。
帰宅部でその腕は…」
桃子「…夕菜もいまは帰宅部。」
夕菜「そうでした。」
池田が思考の世界から戻ってきたのか、部員に言った。
池田「山崎と工藤の実力はこんなものか…
勇馬の方が上だったかもな…」
夕菜と勇馬は同一人物の事を池田は知っているはずだがそう言った。
そして池田によって試合をするメンバーが発表されていった。
その間に友梨は夕菜に近づいてきた。
友梨「夕菜。どうして?」
友梨の言葉に主語がなかったが夕菜は聞き返さずに
夕菜「最初に言っただろ?
昨日頼まれたって。」
友梨「なんで夕菜や工藤さんが借り出されるの?」
夕菜「言っていいのかな…まぁ池田に聞いてから言うわ。」
夕菜はメンバーの発表を終えた池田に近づいて友梨に言ってもいいか聞き、
OKを貰ったので友梨に昨日あったことを話した。
友梨「へぇ~私も手伝ったら奢ってくれるかしら…」
夕菜、友梨、直樹、桃子は今からでも伸びそうな奴を指導した。
夕菜が帰ろうとすると池田に止められた。
池田「山崎待ってくれ。」
夕菜は池田のほうを向いた。
そして池田は小声で夕菜に話してきた。
池田「次の試合の時戻れそうか?」
夕菜「無理だな。
なんだ?俺が出て欲しいのか?」
池田「いや戻れたら戦力としては十分なんだが…」
夕菜は少し考えた後、
夕菜「一応団体メンバーの補欠で名前を入れておいてくれ。」
池田「戻れるのか?」
夕菜「さぁな。
一応戻れたときの保険だ。」
夕菜と池田んも会話はそれで終わった。
友梨が夕菜を呼んだのだった。
夕菜「疲れた…」
作者「私も疲れた…」
夕菜「どうした?」
作者「部屋の片付けしたら…疲れました…
夕菜は?」
夕菜「動いて疲れた…」