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桃子の風邪?

最近更新速度が落ちてきています。

ごめんなさい。

夕菜は自転車に乗って、学校と桃子の家の間にあるマ〇ナカで買い物をしていた。

夕菜 (やっぱり、風邪にはおかゆだよね。

   そうとなると、卵に…)

夕菜は着実におかゆに必要な材料を買い求めていった。


夕菜は買ったものを自転車に乗せていた。

そこに後ろから話しかけられた。


直樹「おっ。夕菜どうしたんだ?

   そんなに買って?」

夕菜「あぁ。真が風邪ひいたみたいだからな見舞いついでの看病しにいくんだよ。

   ところで部活は?」

夕菜は直樹がなぜここにいるのかが分からなかった。

直樹「あぁ。部活か?

   サボってきた。」

直樹はさも当たり前のように言った。

夕菜は校長が池田に言っていた優勝できていない。

ということを思い出した。

夕菜「そうえいえば校長が池田に今度は優勝しくれっていってたぞ

   それぐらいしか特徴の無い学校だからとか何とか・・・」

夕菜は直樹に校長が池田に話していた内容を教えた。

夕菜「たぶん女子はもう大丈夫だと思うが…男子はどうなんだ?」

夕菜は元、自分が所属していたので聞いてみた。

直樹「ん。あぁ。前は団体でベスト4どまりだったな。

   個人は、俺が優勝したが、他は3回戦どまりだった。

   勇馬がいねぇとそれより上はいけそうにねぇよ。」

夕菜は少し考えて、

夕菜「次の試合っていつだ?」

直樹「再来週の日曜だが…もしかして戻るつもりなのか?」

直樹は夕菜の口ぶりから想像した事を言った。

夕菜「さぁな。特別な理由が無い限り戻るのはごめんだ… 

   あれ戻るときに痛みがきついんだよ…」

直樹「苦労してるんだな。」

夕菜「まぁな。

   そうだ俺、真の家行くつもりだったんだ。

   じゃぁな。直樹。」

夕菜は自転車に乗って桃子の家に向かって走り出した。

直樹「待てよ。俺も行く。」


夕菜は直樹にそういわれたので自転車から降りて自転車を押した。

直樹「あいつが風邪か・・・通りで今日、学校に来てなかったわけだ。」


しばらく夕菜と直樹は歩き、桃子の家についた。


ピンポーン


夕菜は桃子の家のインターホンを押した。

夕菜はノックしても出てこれないほどダウンしていると考えていると


ガチャ


ドアの向こうから鍵の開く音が聞こえた後


ドサッ


何かが倒れる音がした。

夕菜・直樹「えっ!!」

夕菜と直樹は声をあげ、玄関を思い切り開けた。

そこには、物凄く汗がでながら、倒れて胸を押さえている桃子がいた。

夕菜「おい!!」

夕菜は桃子の肩を叩きながら言った。

夕菜「直樹。真をベッドに頼む。」

直樹「あ、あぁ。だが俺がはこん…」

直樹が全てを言い切る前に夕菜が言葉を遮った。

夕菜「大丈夫だ。今、真は女じゃない。

   男に戻ってる。」

夕菜はいつ調べたのか分からないが桃子が男の真の体に戻っている事を言った。


直樹「本当だ…」

直樹は桃子いや真を持ち上げた時に真の髪が短くなっている事に気がついた。



直樹が真をベッドに寝かした後、夕菜が風呂場にあったであろう洗面器に冷たい

水とタオルを持ってきて真の額にタオルをのせた。

その間に真の体の変化は終わった。


夕菜「体の変化は終わったからひとまず安心だな。」

夕菜は安心したような顔をした。

直樹「勇馬。どうして真は元に戻ったんだ?」

直樹は性別は変わってしまったが大して身長の変化をしておらずネグリジェで寝

ている真を見ながら言った。

夕菜「俺には分らない。」

夕菜は困った様な顔をして言った。





しばらくして真が目を覚ました。

真「ここは…」

真が考える前に横から話しかけられた。

夕菜「お前の部屋だ。」

真「僕はどうして…」

直樹「鍵を開けた後、玄関で倒れたんだよ。」

直樹が説明した。

真「それで僕は…」

夕菜「それよりも自分の体を見て見ろ。面白い事が起こってるぞ。」

夕菜は微笑みながら言った。


真は自身の体を確認した。

真「僕が戻ってる~」

真はまぁまぁ大きな声で言った。

これが防音のきいた真のマンションで無ければ近隣の住人におかしな人と思われていただろう。

真「なんで僕が戻ってるの?」

真は夕菜に向いてきいた。

夕菜「さぁな」

夕菜は肩をすくめていった。

真は続いて直樹を見た。

直樹「俺もしらねぇよ。

   どっちかといったらこっちが聞きたい。

   俺達が入っていたとき、真が玄関で倒れててな、

   それで俺がこのベッドに運んだんだ。

   で、学校に来なかったがどうしたんだ?それで俺達が見舞いに来たんだ。」

直樹が聞くと真は話し始めた。

夕菜「作者~」

夕菜が作者を探すために周りを見渡した。

だが誰もいない。

しばらくして作者が物陰から現れた。

マスクと、ゴーグルをして・・・

夕菜「さ、作者さん。ど、どうしたの?」

作者「花粉症で…ズルッ…出るために…ヘックシュン…準備してた…ズルッ…」

夕菜「ごめん。作者さん。大変なのに…」

作者「そう思うんだったら次からこっちにきて…ブェックシュン…ズルッ…」

夕菜「…わ、分かった…」

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