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もういいでしょ?

友梨「言いたいことがあるんでしょ勇馬?」

友梨は全て見抜いた様に夕菜に言った。


夕菜「あぁ。友梨はもう分かってるんだろう?」

夕菜はもう諦めたように言った。


そして夕菜と友梨は沈黙した。


実際には1分ほどの沈黙だったが二人には何十分にも感じた。


友梨「えぇ。知ってたわよ。夕菜が勇馬だって事は…」

夕菜「いつから知っていた?」

夕菜は友梨がいつから知っていたのか気になったので聞いてみた。

友梨「最初に少しおかしいと思ったのは夕菜が転入してた時生徒Cを殴り飛ばしたでしょ?」

友梨は実際自分の目では見ていなかったが人づてに聞いたことをいった。

友梨「それで私の疑問が確実なものになったの、

   いやその解答がちゃんと出た時は夕菜が勇馬に戻ったときだよ。」

夕菜「え?あの時ちゃんと玄関の鍵閉めたはずだぞ?」

友梨「あ。あれね…。」

友梨は少し戸惑いながら

友梨「勇馬のお母さんにに家に入れてもらったのよ。」


そして友梨は先日の勇馬が夕菜になるところを見てしまったことを言った。


夕菜「母さん…」

夕菜は友梨にこのことを教えた優子にあきれた。

そして夕菜は決意した顔でつぶやいた。

夕菜「ゆるさねぇ…」

友梨「ひっ」

友梨は夕菜から出される殺気におびえた。

友梨「勇馬、間違っても殺さないようにね。」

夕菜「それはわかんねぇな。」



夕菜の殺気が治まってから友梨が話し出した。

友梨「私は、どうしてほしい?

   周りに言わないことは普通の事だけど…

   勇馬って呼んで欲しい?もちろん人前じゃないところでだけど」

友梨は提案を持ち出してきた。

夕菜「そうしてくれるんだったらうれしいな。」

友梨「わかった。」

夕菜「じゃぁ俺は帰ってご飯作らないといけないから帰る。」

友梨「そうなの。

   じゃぁね。夕菜。」

そして二人は分かれた。


夕菜が思っていたほど友梨は弱くは無かった。

人前で勇馬と呼ばない事も周りにも言わないことを友梨のほうから提案してきたほどだった。

夕菜(友梨は弱くないな…俺はこの体にまだなじんでないし…)

夕菜は心の中で呟いていた。

夕菜は明るく振舞っていたが、内心はとても暗かった。

未だに今の性別になれることができずにいたのだった。

それは、夕菜という仮面を被る事により明るく振舞えていた。

今日、桃子の家で遊ぶまではその仮面を被れていた。

だが桃子の家で昔の勇馬の感覚で遊んだことによりその夕菜という仮面が外れてしまっていた。

それが夕菜から友梨に、話す事にも繋がったのだった。


夕菜は家に帰ると夕食を作り始めた。

友梨に夕菜の事を教えた罰として優子の夕食は作っていなかったが…。


優子が家に帰ってきた。

優子「ただいまぁ~」

優子はなぜかご機嫌だ。


カンッ


急に優子の横を何かが横切った。

優子「え?」

優子はその横切ったが刺さった所をみた。

そこには、シャープペンシルが突き刺さっていた。

優子の浮かれ気分は一気に覚めた。


カンカンカンカン


次々とシャープペンシルが優子を掠めながら壁に突き刺さっていった。

優子「何?!」

優子は飛んでくる方向を見た。

そこには怒っている夕菜がいた、いや若般若がいた。

優子「何。夕菜!!」

優子が夕菜に聞いている間も飛んでくるペンは優子の顔を掠めて壁につい刺さっていった。

夕菜「俺が、友梨に見られないように鍵まで閉めたのにお前は開けたらしいな。」

夕菜からは殺気が出ていた。

優子「え…あ、あれね…」

優子はあの行動で夕菜が切れているのだと分かった。

だが夕菜のペン撃は止まらない。

流石に流血は嫌なのか優子のすぐそばをペンが飛んでゆく。

それがなお優子の精神力を削ってゆく。

優子は友梨にみせたのが夕菜が知っているって事は友梨にいったことに気がついた。

優子「夕菜。友梨ちゃんに言ったの?」

すると夕菜のペン撃の手が一瞬止まった。

夕菜「そうだよ!!別にいいじゃねぇか俺のことだ。」

夕菜はまたペン撃を開始した。

だが持っていたペンが無くなった。

こうして夕菜と優子の戦闘は終わった。



そして夕菜と優子はしばらく話した。

優子「本当にごめんなさい。私が教えました。

   今後こういうことが内容に誓います。」

夕菜「よろしい。」

ここでは優子の上に夕菜が立場的にたっていた。

夕菜「じゃぁ俺はもう寝る。」

夕菜は自分の部屋にいった。


夕菜(あっ。真の事言ってないや・・・

   真に明日聞こう…)

夕菜は友梨や優子に桃子(真)のことを言ってないのを思い出したが、

一度は桃子に聞いておかないといけないと思い明日聞こうと思った。

夕菜は眠りに入っていった。

夕菜「作者~ペン撃って何?」

作者「銃撃のペンバージョンよ。」

珍しく作者は最初から夕菜と一緒にいた。

夕菜「今日は珍しいな。作者が急に現れないなんて。」

作者「眠いからね。ファー」

作者は大きなあくびをした。

夕菜「それじゃおやすみ。」

作者「ん。おやすみ。」

作者はその場から消えた。

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