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友梨と優子の約束

今回はいつもより短くなってしまいました…

友梨はリビングに入って息を飲んだ。

そこには先程まで会っていた勇馬がソファーで寝ていた。

だが勇馬の髪や輪郭が変化している。

しかし友梨が見た時はまだ勇馬の面影が残っていた。

だがどんどん変化は続いていっている。

普通では無い事は友梨には分かった。

友梨「おばさん。ゆ、勇馬はなんで髪がこんなスピードで伸びてるんですか!?

   それに顔つきも変わってきているし…」

友梨は優子に聞いたが優子は何も答えない。

だまって勇馬の変化を見ているだけだ。

友梨はそんな様子の優子を見て友梨も変化を続ける勇馬を黙ってみた。


しばらくすると勇馬の髪、顔つき、体格が友梨もよく知っている人物に似てきた。

友梨「夕菜!?な、なんで…勇馬じゃなかったの?!」

友梨は思ったことをそのまま口にしていた。

すると今まで黙っていた優子が話し出した。


優子「いえ。この子は勇馬よ。今は夕菜だけどね。」

友梨「どういうことなんです?夕菜が勇馬?勇馬は夕菜?」

友梨の頭の中はすでに混乱していた。

実は友梨の頭は勇馬の体が変化しているのを見たときから混乱していた。


優子「夕菜は本当は勇馬よ。」

優子は落ち着いていった。

友梨「勇馬は男ですよね。そして夕菜は女…おかしいですよね。」

友梨はやはり性別の事についていってきた。

優子「それはね…」

優子は今まで会った事を友梨に話した。


友梨「そんなことがあったなんて…で勇馬は大丈夫なの?」

優子「無理やり体を元に戻したから体に負担がかかったんでしょう…

   多分大丈夫よ。

   それよりも、友梨ちゃん。勇馬の事を話したって言わないでね。

   この子とても隠したがってたから多分友梨ちゃんに知られたくないんだと思うわ。

   女になったなんて言えないだろうしね。」

優子は勇馬が友梨に隠してきていた理由を見抜いていた。

友梨は優子の言葉に頷いた。

優子「だれにも言いたくないんでしょうね。

   直樹君にも言ってないみたいだし。」

勇馬は優子に直樹にばれている事を言っていなかった。


友梨「そうですね。私からは問いたださないことにしておきます。でも・・・」

友梨はすんなりと納得は出来たが言葉に行き詰った。

友梨「勇馬がばれそうな事をしていたら私がフォローします。」

これは優子にとって予想外な言葉だった。

だがこれは願っても無いことだった。

優子「そうはありがたいわね。お願いできるかしら?」

優子は友梨に聞いてみた。

友梨「はい。」

友梨は元気良く返事をした。



そして優子が友梨を帰らして1時間後夕菜が寝ていたソファーからおきてきた。

体の変化はもう終わっている。

夕菜「ん?ここは・・・」

夕菜は玄関で倒れてしまったはずだった。

すると後ろから優子が声をかけた。

優子「私が運んだのよ。」

夕菜「友梨は?」

玄関の前まで着いてきた友梨はどうしたのかを聞いた。

優子「帰らしたわ。」

優子は嘘の事を夕菜に言った。

夕菜「そう。」


夕菜 (友梨にはばれてないようだな…)

夕菜は優子が友梨を帰らしたと聞いて安心した。


こうして夕菜が勇馬に戻った日は終わった。


この日は何もなく夕菜は残りの時間を過ごした。


夕菜は寝てしまうと

優子はどこかに電話をかけた。


優子「もしもし。」

???『はい。どうでしたかあのクスリは?』

優子「戻るには戻ったんだけど、だめね。

  女の体に戻るときの反動がきつすぎるわね。」

優子は勇馬が夕菜に戻るときのえらそうな勇馬の顔を思い出しながら言った。

???『それは改良の余地がありそうですね。』

優子「お願いするわ。」

???『分かりました。』

そして優子は電話を切った。

優子 (某メーカーは困ったものね…証拠すらないなんて…)

優子は悲しそうな顔をした。


こうして夜は更けていった。


作者「やったぁ~テスト終わった~」

作者は笑顔で言った。

夕菜「よかった~俺の事が友梨にばれていない。」

夕菜も笑顔だった。


作者「頑張って今回を書き上げました。」

夕菜「作者さん。今回短いよね?」

作者「うっ…そ、それは…」

夕菜「それは?」

作者「この友梨と優子の話を書くことが出来なかったのよ。」

夕菜「そうなの…」

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