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夕菜の苦難 ①

夕菜の紹介をすることを忘れていたので。

山崎夕菜(やまさきゆうな) 16歳。 Bカップ

             基本は勇馬と変わらないが

             顔つきは友梨が気がつかないほど相当変わっている。

             部活動には現時点では所属していない。

夕菜が八栗高校に転校してきて数日がたった。

この数日の間に夕菜は数人の男子から告白されてしまっていた。

夕菜は告白されるごとに断ったが、それでも聞かない奴らは殴った。

その中には直樹がいたとかいないとか…


夕菜が学校に行くと机の中には紙の束が置かれていた。

夕菜(はぁまた今日もか…)

夕菜はその紙束を机の中から出しゴミ箱にぶち込んだ。

すると背中を誰かに叩かれた。

友梨「あら夕菜。またラブレター?」

そこには少しずつ元気を取り戻してきた友梨がいた。

友梨は夕菜の事を出会った当初は『夕菜ちゃん』と呼んでいたが

少しずつ元気を取り戻すにつれて夕菜のことを普通に『夕菜』と呼ぶようになった。

しかし友梨から発せられる空気はとても暗いものだった。

夕菜(少し元気が戻ってきたようだけど…暗い空気を発しているんだろなぁ…)

夕菜「えぇ…もう困っちゃう…」

友梨「私そんなラブレターもらったことないのよね…」

夕菜「え?そうなの?意外ね…」

夕菜は知らなかった。

友梨がラブレターを貰えないのは勇馬の存在、

つまり夕菜になる前にはほぼ毎日のように一緒に登校をしていた。

そして友梨と勇馬が付き合っているということが噂として流れ

友梨に告白やラブレターを皆が書かなかったからだ。

だが、その事を友梨は承知していた。

友梨「勇馬のおかげでね。」

夕菜「そ、そうなの。」

夕菜(俺が何かしたかぁ~?)

友梨(勇馬今頃何してるんだろう…)


そこで二人の考えることは中断された。

授業の開始を告げるチャイムが鳴ったからだ。

そして授業中、友梨は机の下で携帯を取り出し、メールを打ち出した。

『To:友梨

 本文:ねぇ勇馬。学校休学して今どこにいるの?』

そして友梨はメールを送信した。

友梨は携帯を片付けた。



夕菜はまじめに授業を受けていた。

するとスカートのポケットに入れていた携帯が震えだした。

夕菜(誰だ?こんな授業中に送ってくる奴は…)

夕菜は授業をする先生にばれないように震える携帯を取り出した。

夕菜(勇馬の携帯じゃねかよ)

夕菜は携帯を二台所有していた。

一台目は元々持っていた勇馬の携帯、二台目は夕菜用の携帯だ。

二つとも機種が違う。見分けつくように機種を変えたのだった。

このことが後に夕菜に災いをもたらすなんて誰も想像できなかった。

友梨には夕菜用の携帯の番号を教えている。

夕菜はメールの送り主を見た。

夕菜(友梨かよ。授業中に何やってんだ?あいつは?)

そして夕菜はメールの内容を見た瞬間このメールは無視することに決めた。

とてもじゃないが正直に言うことはできないし、友梨にこれ以上嘘をつくもの嫌だったからだ。

夕菜は携帯を片付けた。


友梨は自分が携帯を片付けたと同時ぐらいに夕菜が携帯を取り出すのを見た。

友梨の席は夕菜の席から斜め後ろにあるから夕菜の行動は分かりやすい。

友梨(あれ?

  あの携帯私とメルアド交換した携帯じゃない…勇馬と同じ?!

  も、もしかして…)

友梨は夕菜に疑問を持った。  



そして授業は無事に進んでいく。


刻々とあの授業の時間へと…


午前中の授業が終わり、友梨と共に夕菜はお弁当を食べていた。

すると友梨が次の授業の内容を話してきた。

友梨「夕菜。次の授業、体育だよ。

   しかも男子とバスケで男子と混合なんだって。」

夕菜「へぇ~」

夕菜(次体育かぁ~バスケか久しぶりにするけどできるかな…)

友梨「友梨って運動とくいそうだからいいよねぇ~」

どうやら夕菜の転校初日の騒動で夕菜は運動神経がいいって噂されているみたいだ。

夕菜「そんなことないよぉ~」

友梨「え~うそだぁ~」

夕菜と友梨は他愛もない会話を楽しんだ後女子更衣室に向かった。


夕菜は女子更衣室の前で、立ち止まった。

夕菜(俺はここに入っていいのだろうか?)

夕菜は自分が男なのに女子更衣室なんかに入っちゃっていいのかを悩んだ。

友梨「どうしたの夕菜?はやく着替えようよ。それとも入れない理由でもある?」

友梨は夕菜にかまをかけてみた。

夕菜「い、いや。なんでもない。さぁ着替えて早く行こう。」

夕菜は一瞬言いよどんだが更衣室の扉を開けて入っていった。

友梨 (そんなわけないよね…)


夕菜は女子更衣室に入っていった。

幸いそこには誰もいなった。

夕菜(よかった。友梨の着替えは昔見てたから大丈夫だと思うけどほかの女子はな…)

夕菜はホッとした。

そして学校指定のジャージに着替え始めた。

この学校は男女共に体操服は上はTシャツで下はハーフパンツだ。

友梨は夕菜よりも後に更衣室に入ってきたはずなのにもう着替えている、多分制服の下に着ていたのだろう。

少し遅れて夕菜も着替え終わった。


友梨(体つきは完璧に女の子ね。勇馬は男だったはずよ。この子は勇馬じゃない)

ここで友梨の夕菜に対する疑問は一時的に薄くなった。

勇馬が性転換しているなんて夢にも思わないだろう。


夕菜「友梨。急がないと授業遅刻しちゃうよ。」

夕菜は更衣室にかけられている時計を見ながら言った。

確かに夕菜が言う通り授業開始2分まえだった。

友梨「やばい、夕菜走るよ。」

友梨は慌てて言った

夕菜「りょ~かい」


夕菜は友梨は授業開始ぎりぎりに体育館に着いた。

そして体育の授業が始まった。

体育教師「今日は男女混合バスケだ。適当に5人グループを作れ。」

体育教師は生徒達に自分達でグループを作るように言った。

夕菜(この先生いつもやるきなぇな…)

夕菜は心の中だけで体育教師の愚痴をいった。

すると夕菜は肩を叩かれた。

夕菜「ん?」

友梨「夕菜。一緒なグループになろう」

夕菜「ほかには?」

友梨「そうだねぇ~直樹でも誘おうかな。」

友梨は誰の輪にも入らずに立ったまま寝ている直樹を誘いに行った。

直樹「え~と…確かこの前転校してきた…山崎さんだっけ?」

夕菜「はい。夕菜でいいですよ。」

友梨「せめてあと一人かぁ…」

友梨は誰を誘うか悩んでいた。

友梨は周りを見渡した。

すると体育館の隅で一人でいる女の子を呼んだ。

友梨「工藤さ~ん」

工藤「…はい。」

友梨「一緒なグループになりましょう。」

工藤「…私なんかで良いのでしょうか?」

友梨「いいのよ。」

夕菜「よろしくね。」

直樹「よろしくな。」


この子は工藤桃子(くどうももこ)、夕菜が勇馬だったころの夏に転校してきた女の子だ。

基本的には無口、人の輪に入りたがらない性格でいつも一人でいることが多い。


体育教師「よしグループはできたな、そこは4人グループだ。」

体育教師は夕菜達のグループを指差しながら言った。

体育教師「じゃぁ自由に試合していてくれ。」

生徒達(こいつまともに授業やるきねぇ~)

体育教師の言葉に生徒一同が思ったことは同じだった。


夕菜達のグループが当たったのは全員男子のグループだった。

それも運動神経がいいものが集まっている。


この試合によって、夕菜の学校での運動神経がいいという噂が噂でなくなることを

誰一人として知る者はいなかった。









夕菜「作者さ~ん。」

作者「ブツ…ブツ…ブツ…」

夕菜「作者さ~ん」

作者「え?あっどうしたの夕菜?」

夕菜「どうしたの。何か考えてるの?」

作者「いや私バスケの知識があまりないんで、

  どうすれば上手く描写ができるか考えていたのよ。」

夕菜「そういえば作者さんってバドミントン部だったもんね。」

作者「そうよ。だからバドミントンの描写はできるかもしれないけど

  バスケは難しいかもね…」


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