7/188
凪、人気者とお好み焼きを食べる。
「鈴原もう手を離してもいいんじゃないか?」
「そうですね」
やっと離してくれた。ここに来るまで周りの人から凄い見られた。めっちゃ見られた。
「明日から学校に行きにくいな」
「どうしてですか?」
「お前との噂が広がるからだよ」
「別にいいじゃないですか。言わせておけば」
鈴原の顔はとても楽しそうにしていた。
可愛いからか悪い顔も様になっている。
「それじゃあ先輩行きましょうか」
「そうだな」
カラオケは商店街の近くにある。
なので商店街を通って向かうことになる。
「先輩なにか食べてから行きましょうよ」
「確かに小腹が空いたな」
「あれなんてどうですか?」
鈴原が提案してきたのはお好み焼き。まさかの食べ歩きできる食べ物じゃなかった。
「お好み焼きか」
「先輩お好み焼き嫌いですか?」
「嫌いじゃないけどカラオケの前にしては重すぎないか?」
「そんな事ないですよ」
「そうか、なら食べるか」
「はい!」