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凪、人気者の電話番号をゲットする。
「学校の近くになったら離れて歩きますから」
それなら安心だが。
「それで先輩、今日の放課後時間ありますか?」
「部活もしてないから暇だけど」
「一緒にカラオケ行ってくれませんか?」
「俺と?」
「他に誰がいるんですか」
まさかの展開すぎて腰が抜けそうだった。
「なんで俺なんだ?」
「クラスの人達と行っても無難な曲しか歌わないからアニソンとか歌いたくて」
「だから俺って事か」
「そうです。先輩となら楽しそうなので」
「なら行くか」
女子と二人で行くのは勇気がいるが俺も久しぶりにアニソンとか歌いたいから行くことにした。
「本当ですか!ありがとうございます。放課後に電話するので電話番号教えてください」
俺のスマホに学校一の人気者の電話番号が追加された。
これが学校の男子共に知られたら殺されるかもしれない。
「なら放課後授業終わったら電話しますねー」
「ああ」
学校が近くなってきたので鈴原は先に行ってしまった。