凪、人気者を送って行く。
友達としかも女の子のだ、一緒に家でご飯を食べる事になるなんて初めての事で緊張してしまう。
「兄ちゃん、これ運んで」
「はいよー」
今日の夕飯は唐揚げとポテトサラダに味噌汁、白ご飯。
「結衣ちゃんは料理上手で羨ましい」
「これくらいなら誰にだって作れますよー」
「私、料理作れない・・・・・・」
「なら時間がある時教えましょうか」
「本当に!?」
「はい!教えるのも楽しいので」
「ならお願いするね」
なんてことだ。これからは3人でご飯を食べる事が増えることになるってことだ。まあいいか。
「じゃあ早速次の土曜日とかどうですか?」
「お願いします。師匠」
「任せてください」
この2人仲良くなりすぎたろ。いいことだけど。
ご飯を食べながら俺たち3人は会話が弾み気づけば時刻は夜の8時をまわっていた。
「私、そろそろ帰りますね」
「兄ちゃん、ちゃんと駅まで送ってあげてね」
「分かってるよ」
「お願いします。先輩」
夜遅くに女の子を1人で帰らすのはダメだしな。
「夜も暖かくなってきましたね」
「そうだなー、もう7月だしな」
「夏休みももうすぐですね」
「俺は勉強しないとな」
「息抜きはしないとダメですよ」
「それもそうだな。たまには遊ぶか」
「そうしましょう。泳ぎに行きたいですし、花火もみたいです」
夏休みを満喫するつもりだな。
話しているうちに駅に着いた。
「送ってくれてありがとうございました」
「気にするな」
「じゃあまた学校で」
鈴原は改札を通り電車に乗り込んで行った。




