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オタクな彼女は好きですか?  作者: 金野次郎
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凪、高校を卒業する3。

卒業式が始まった。まずは校長先生の挨拶から。有難いお言葉を聴き、国歌と校歌を歌い、卒業証書を貰った。一人一人前に出て貰うのは時間がかかりすぎるので各クラス代表者1名が卒業証書を貰う。

全クラスが貰い終わると在校生代表が送辞を行う。まさかの代表は鈴原だった。そんな事聞いなかったぞ。でもまあ妥当か。学年1位だしな。

鈴原が送辞を終えると次は卒業生代表が答辞を行う。卒業生代表は生徒会長だった。まあこれも当然だな。

答辞が終わり、閉会の辞が始まった。校長先生の有難いお言葉をもう一度聴き、卒業式は終わった。

クラスに戻り、泣いている人もいれば笑っている人もいた。会えなくなるわけじゃないから泣くなと言っている人もいた。


「柳田は泣かなかったな」

「結構危なかったけどな」

「泣いても良かったのに」

「泣いたらこの後が大変だろ」

「それもそうだな」


この後というのは、鈴原と会う約束の事。泣き顔じゃ会えないからな。

最後のホームルームが終わり、クラス全員で写真を撮った。その後はみんなバラバラになったので俺も教室を出ていった。


「頑張れよ!」

「ああ」


西野からの声援を受け、俺は鈴原の待つ教室に向かった。

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