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オタクな彼女は好きですか?  作者: 金野次郎
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凪、合否が発表される2。

合否発表の時間になってしまった。大学のサイトに行き、結果を見よう。受験番号を入れたら合否が分かる。後は『結果を見る』ボタンを押せば結果が分かるのだが、怖くて押せない。心臓の鼓動が早くなっている。


「うわっ!」

「!?びっくりしたー」


椅子から転げ落ちてしまった。ドキドキしている時に後ろから驚かされたらこうなる。


「鈴原か、」

「図書室にいるって言ってたんで来たんですけど、どうしたんですか?」

「今から合格発表見るところで緊張してるんだよ」


鈴原は俺のスマホの画面に映るサイトを見てボタンを押した。


「えいっ!」

「ちょ、何やってんだよ」

「先輩、いつまで経っても押さなそうだからつい、」


まあ、確かにこのまま押さなかったかもしれないけど。


「・・・・・・先輩見てください」

「・・・・・・」


鈴原が押してくれたおかげで結果が分かった。


「やりましたね先輩」

「ああ、やったよ」


画面に映し出されたのは『合格』の2文字。これで俺は晴れて大学生になれる。


「先生に報告してくるわ」

「私もついて行きます。その後学食行きましょう」

「そうだな」

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