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オタクな彼女は好きですか?  作者: 金野次郎
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凪、合否が発表される。

今日は大学試験の合格発表の日。昼過ぎに発表される。ネットで合否を見れるらしい。今の時代はネットで合否を見る時代になったのか。結果を見て学校に報告しに行かないといけない。

緊張で朝早く起きてしまった。部屋の掃除をしついでにリビングの掃除までしてしまった。それでもまだまだ時間がある。もう先に学校に行ってようかな。図書室で本でも読んでいよう。

学校に着き、図書室に行く。図書室に行く前に鈴原の教室の前を通ってみよう。

教室に着き、鈴原を探す。鈴原の席は1番後ろの窓側を席だった。1番いい席だ。寝てもバレない。鈴原は寝ずに先生が黒板に書いた文字をノートにしっかり書いていた。学年1位はしっかり真面目だった。

鈴原の事も見れたし図書室に行こう。後2時間くらいで合否発表だから本を読んで時間を潰そう。

一応鈴原に連絡しておこう。


『今、合否報告するのに学校にいる』


送信っと。

直ぐに返信が来た。


『昼ご飯一緒に食べましょう!』


授業中のはずなのに。全然真面目じゃなかった。


『合否報告終わったら連絡する』

『了解です』


受かっていたらウキウキで鈴原に会えるが落ちていた気分最悪で会わないといけない。鈴原に気を使わせてしまう。本当に受かっていてくれ!

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