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オタクな彼女は好きですか?  作者: 金野次郎
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凪と人気者、遊びに行く2。

「そろそろちゃんと決めた方がいいんじゃないか?」

「何をだ?」

「鈴原との事だよ」


急にどうしたんだ西野のやつ。


「このままでいいのかって事だよ」

「このままも何も喧嘩してないぞ俺たち」

「そういう事じゃなくてだな・・・・・・、鈴原と付き合わなくていいのかって事だよ」

「・・・・・・」


前の俺なら冗談はよせって言う場面だが今回はそう言わない。


「確かに俺は鈴原の事が好きだし付き合えたらいいけど」

「鈴原もお前の事が好きだから大丈夫さ」

「学校一の人気者だぜ。俺がそんな子と付き合う資格ないんじゃないかと思ってしまうんだよ」

「付き合うのに資格なんていらないだろ。好き同士だから付き合うんだよ」

「・・・・・・」


確かにその通りだ。好き同士だから付き合う。人気者とかそんなのは関係ない。


「卒業までに告白するよ」

「頑張れよ」

「今から緊張してきた。今日鈴原と遊ぶのにどうしよう」

「今日言うわけじゃないんだから普通にしてればいいだろ」

「そ、そうだな」


そうは言うものの意識してしまうのが人ってもんだ。とりあえず頑張るしかないな。

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