表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
オタクな彼女は好きですか?  作者: 金野次郎
175/188

凪、試験が終わる2。

試験が終わった次の日俺は全てを出し尽くし、力尽きていた。教室で授業を受けていても全然頭に入らない。合格発表までこんな感じなんだろうか。


「おい、柳田。昼休みだぞ」

「おお、西野か。学食行くか」

「試験どうだったんだ?」

「やれる事はやったよ。後は待つだけだからな」

「お前頑張ってたからな。受かってるさ」


誰かにそう言われると少し安心する。


「西野は勉強の方はどうなんだ?」

「順調だぞ。受かるのは間違いないね」


流石だな。頭いいやつは違う。家で隠れて勉強頑張ってるんだろう。


「これで落ちたら恥ずかしいぞ」

「それもそうだな。とりあえず頑張るさ」


学食で昼ごはんを食べているが鈴原の姿はなかった。今日学校でまだ見かけていない。放課後にでも会えるか。


「食べ終わったし行くか」

「ああ」


西野と教室に帰っていると後ろから呼び止められた。


「先輩発見!」

「鈴原か」

「中々会いに来なかったのでおかしいと思いました?」

「そんな事思ってないわ」


思ってたから恥ずかしい。


「俺先行ってるぞ」

「ああ、悪いな」

「お邪魔虫になりたくないだけだよ」

「すいません。西野先輩」

「いやいいよ。じゃあな」

「お前西野の事知ってたのか」

「はい。西野先輩の彼女さん私の知り合いですから」

「そうなのか。初耳だ」

「言ってませんでしたからね」


世間は狭いな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
読んでいただきありがとうございます。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ