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オタクな彼女は好きですか?  作者: 金野次郎
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凪、人気者に勉強を教えてもらう。

授業が終わり、放課後になった。今から鈴原に勉強を教えてもらう。前にも教えてもらったけど教えるのが上手だから最後の追い込みには有難い。

鈴原が待つ図書室に向かう。図書室は校舎3階の右奥。図書室とか音楽室は校舎の端にありがちだよな。

図書室に入ると鈴原がもういた。


「先輩、こっちです」


鈴原の座っている机に行き、真正面に座る。


「じゃあ、今日はよろしくお願いします」

「はい!任せてください」


1つ年下なのに3年の俺より頭いいなんて。年上の威厳がない。


「先輩の苦手な教科しましょうか」

「1番は英語かな。英語から日本語は何となくいけるけど日本語から英語があんまり」

「そうですか。ならそれを重点的にしましょう」


それから2時間程図書室で勉強をした。勉強すると頭が良くなった気がする。


「今日はここまでにしましょうか」

「ありがとう鈴原。助かったよ」

「先輩が良ければですけど受験までの間、放課後毎日勉強教えましょうか?」

「いいのか?」

「はい!」


それは本当に助かる。鈴原に教えてもらえたらもう合格が決まっているようなもの。

・・・・・・それは言い過ぎたか。


「なら明日からも頼む」

「任せてください!先輩を必ず合格させてみせます」


頼もしい先生だぜ。

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