表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
オタクな彼女は好きですか?  作者: 金野次郎
169/188

凪と人気者、久しぶりに会う。

1月8日。今日から3学期が始まる。さらに1週間後には大学受験がある。ハードな1週間が始まろうとしていた。


「先輩、おはようございます!久しぶりですね」


登校途中、鈴原が話しかけてきた。会うのは初詣以来だから1週間ぶりか。


「ああ、おはよう。勉強しなきゃいけないからな」

「あと1週間で試験ですもんね。また私が教えましょうか?」

「いいのか?」

「いいですよ。合格してもらわないとダメですからね」

「落ちたらシャレにならないしな」

「それもそうですけど、私も先輩と同じ大学行くつもりなので」

「・・・・・・」


今なんて言った?同じ大学?誰と誰が?


「誰が俺と同じ大学って?」

「私と先輩が」


聞き間違いじゃなかったか。


「なんで?」

「なんでって私が行きたい大学だったんですよ。それで先輩がそこに行くって言ってたから同じ大学だって」

「もっと早く言ってくれたらよかったのに」

「驚かせようと思って言ってなかったんです」


鈴原と大学でも一緒にいられるのか。それは絶対合格しなくちゃいけない。


「鈴原、勉強教えてもらっていいか?」

「はい!じゃあ今日の放課後図書館でいいですか?」

「ああ、頼む」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
読んでいただきありがとうございます。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ