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オタクな彼女は好きですか?  作者: 金野次郎
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凪と人気者、初詣に行く2。

初詣は夜中に行った神社に行く。鈴原から連絡が来て今電車に乗ったらしい。だから結衣と駅まで迎えに行くことにした。


「人沢山だねー」

「元日だからな」


駅に着いたが人が多すぎて鈴原が来ても分からないんじゃないかと思う。着物着てる人も沢山いるし。


「何かあっちの方騒がしくない?」

「本当だな、見に行くか」


騒がしい方に行ってみるとそこには着物を着た女の人が立っていた。


「あっ、先輩ー!」


俺の事を見つけるとこっちに歩み寄ってきた。着物だから走れないのだろう。


「この騒ぎは鈴原だったのか」

「何かあったんですか?」


気づいてないのだろうな。女の人は羨ましい視線を向け男の人は声をかけようと狙っていた。


「まあいいや、じゃあ行くか」

「はい!」

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