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オタクな彼女は好きですか?  作者: 金野次郎
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凪と人気者、年越し一緒に過ごす6。

周りの人達が少し騒がしくなる。それもそのはず、後十分で今年が終わろうとしている。


「もう今年も終わりですね」

「多分後30秒くらいになったらカウントダウンしそうだな」

「結衣たちもしようよ」

「いいね。しようか結衣ちゃん」


まだ時間があるから辺りをぶらぶらしていると神社の人だろうか、甘酒を配っていた。


「甘酒って酒なんですか?」

「一応酒って名前が付いてるし、そうなんじゃないか」

「なのに私達も飲んでいいんですね」

「アルコールがほんの少しだけ入ってるだけなんだろう」

「なるほど」


適当に言ってみたが納得してくれてよかった。後でちゃんとしらべておこう。


「美味しいですね」

「温まるな」


寒い時の温かい飲み物ほど美味しいものは無い。

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