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オタクな彼女は好きですか?  作者: 金野次郎
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凪と人気者、年越しを一緒に過ごす4。

「兄ちゃん、そろそろ行こうよ」

「そうだな、行くかー」


外は寒いから暖かい格好して行かないと。ここから神社まで歩いて20分くらい。


「今年ももう終わりですねー」

「あっという間だったなー」


年末になると思うが1年って早いよね。過ごしている時は何とも思わないがこの日になると思ってしまう。何故だろうな。


「いろいろありましたねー」

「いろいろあったけど、お前と仲良くなるなんて思ってなかったな。別の世界に住む人と思ってたからな」

「別の世界の人ってそんなに近づきにくかったですか?」

「まあ、そうだな。周りに絶対人がいたから話しかけたくても話せないみたいな感じの人もいるくらいだし、今もあの人だかりに行く時は勇気いるんだよな」

「学校で1人でいることはないですね。友達と話しているのは楽しいからいいんですけどね。放課後は先輩といることが増えましたよね」

「そうだな。知り合ってから結構遊んだもんな」

「今までオタクの事を隠してたからオタ友がいなかったので先輩と仲良くなれて良かったです」


俺もオタ友は西野がいたけど、鈴原ほど好きなジャンルが合わないから鈴原と仲良くなれてよかった思っている。でも面と向かって言うのは恥ずかしいから言わない。


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