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凪と人気者、写真を撮る。
鈴原に連れられて撮るところまで来たが、女子が多すぎる。中学生から高校生くらいの女子達でいっぱいだ。そんな中に男士がいたら目立つよね・・・・・・。今めっちゃ見られてるもん。
「心配しなくてもいいですよ。私の近くにいるんですから」
「そうだな、堂々としていればいいもんな」
「はい。じゃあ先輩、この機械にしましょうか」
鈴原が選んだやつには「盛れる」とか書いてあった。女子はそういう言葉に弱いからな〜。
この機械の空間って狭いよね。距離も必然的に近くなるから緊張する。
お金を入れて後は鈴原が画面を触っている。まあよく分からないから鈴原に任せておけば間違いない。
準備が出来たのか、機会の音声が準備してねーと言ってきた。
「先輩始まりますよ。ちゃんと指示に従ってポーズして下さいね」
「あ、ああ」
『1枚目〜、2人でハートを作ってね!』
いきなりかー。
「先輩早くしないと時間がないですよ」
「分かってるけど」
ダメだ。恥ずかしすぎる。これカップルがするポーズじゃんか。最初からこれって事は残りのポーズ派何が残ってるんだよ・・・・・・。