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オタクな彼女は好きですか?  作者: 金野次郎
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人気者と妹、仲良くおしゃべりする。

夕飯を食べ終えた後は後片付けが待っている。鈴原は作ってくれたから俺が片付けをしよう。


「じゃあ俺後片付けするから」

「私も手伝います」

「鈴原は結衣の相手してやってくれ」

「鈴原さん、結衣の部屋行こう」

「う、うん。ちょっと待って」


女子同士にしか分からない話とかあるだろうから俺がいては面白くないだろう。

それにしても洗い物は面倒くさいな。作ってもらったら片付けはしようと思ったけど面倒くさい。洗い物はどんなに寒くても水でする。お湯で洗い物をすると手がカサカサになるからな。


結衣たちは2人でどんな話をしてるんだろうか。ちょっと部屋の前で盗み聞きしてみよう。

バレないように階段を上がり、結衣の部屋のドアに耳を当てる。


「えー!まだなの?」

「う、うん」

「そろそろ言わないとやばいんじゃないの?」

「そうなんだけどね結衣ちゃん、なんて言えばいいか分からなくて」


何の話だろう。言うとか言わないとか。さっぱり分からん。

もう少し聞いてみよう。


「鈴原さんはどうしたいんですか?」

「今のままじゃダメって事も分かってる。でも今のままでも楽しいからそれが壊れたらと思うと」

「そんな心配はいらないですよ。絶対大丈夫ですから。結衣が言ってるんです」

「卒業までには」

「頑張ってね。応援するから」


所々聞こえないとこもあって結局話している内容は分からなかった。めっちゃ気になる。でも聞く訳にもいかないし。盗み聞きしてたのバレるし。諦めるか。

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