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オタクな彼女は好きですか?  作者: 金野次郎
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凪と人気者、文化祭を楽しむ10。

文化祭2日目。今日は地域の人も沢山来る日だ。なので昨日よりも皆気合が入っている。

今日の目玉イベントはなんと言ってもミスコン。毎年盛り上がるイベントだ。


「おーい、兄ちゃん」

「結衣か、一人で来たのか?」

「そうだよ。鈴原さんのミスコン見に来たの」

「ミスコンは14時からだぞ。まだ10時だけど」

「だから一緒にまわろうよ」


鈴原はクラスの方とミスコンがあるから今日は一緒にまわらない予定だしな。


「いいぞ」

「やったね。全部奢ってね」


それ目当てかこの野郎。まあいいけど。


「鈴原さんに会いたいんだけど何処にいるの?」

「クラスの方にいるけど行くか?」

「行く!」


俺は結衣を鈴原のクラスに連れていった。


「おかえりなさいませ。ご主人様、お嬢様」

「おー、鈴原さん可愛いね」

「ありがとう結衣ちゃん。ゆっくりしてってね」

「はい!」


地域の人が来る今日は昨日よりも忙しそうだな。それもそうか。可愛い女子高生が接客してくれるんだから男性は皆来るよな。本当に男は馬鹿な生き物だぜ。


「オムライスでいいか?」

「うん。いいよ」


他にも食べるのがあるがメイド喫茶といえばオムライスだと思う。俺の思い込みだけど。


「お待たせしました。オムライスです。ケチャップで絵描くね」

「お願いします。鈴原さんそんな事も出来るんですね」

「そうだよー、見ててね」


ケチャップでオムライスの上に絵を描いていく。


「はい!描けたよ」

「犬ですか?」

「猫だよ猫!」

「そうなんですか、ありがとうございます」


やっぱり犬に見えるよな。ケチャップで絵描くの難しいもんな。頑張れ鈴原。


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