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オタクな彼女は好きですか?  作者: 金野次郎
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凪、文化祭の準備をする。

10月も下旬にさしかかろうとしている。

明日は文化祭。この学校の文化祭は2日間ある。1日目は学校の生徒だけで楽しみ、2日目は地域の人や他の学校の生徒が来る。

高校の文化祭は中学校の時とは大分違う。俺の中学校はコンサートホールに行き、クラスで練習した曲を歌うだけだった。全然文化祭ぽくない。だから高校1年生の時の文化祭はめっちゃ面白かった。出店とか沢山あるし、自由って感じ。


俺たちのクラスは休憩所なので椅子を並べたり、自分たちで持ってきた漫画を並べたりするだけで終わる。

直ぐに終わったから帰る人もいるし、だべっている人もいる。俺も西野と話していた。


「聞いたよ、文化祭鈴原とまわるんだって?」

「なんで知ってんだよ。誰にも言ってないぞ」

「風の噂でね」


でどこが分からないから怖い。


「お前は彼女とまわるのか?」

「まあな」


羨ましいぜ。文化祭で彼女とまわるとか高校生活充実してる人じゃんかよ。


「鈴原はミスコンはでないのか?」

「どうだろうな。去年は確か出てなかったよな」

「出てなかったね。出たら間違いなく優勝だろうな」


そうだろうな。まあ鈴原はそういうの興味無さそうだから今年も出ない気がするな。


「俺たちもそろそろ帰るか」

「そうだな。いてもする事ないし」


俺と西野も教室をあとにして家に帰る。

明日は文化祭だ。鈴原とまわれるなんて他の男子からの嫉妬が凄いだろうな。


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