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オタクな彼女は好きですか?  作者: 金野次郎
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凪と人気者、文化祭の話をする2。

「鈴原のクラスは何するんだ?」

「メイド喫茶になりました、、、」

「絶対行く!写真撮りに!」

「お金払ってくださいね」

「もちろん!」


無料でメイドの写真を撮れるとは思っていない。

秋葉原に行った時、鈴原のメイド姿見たからまた見れるなんて。


「男子がみんなメイド喫茶がいいってきかなくて、女子達も結構ノリ気で」


どうやら鈴原はノリ気じゃないみたいだな。似合うのに。


「他校の生徒とか街の人も来るのにメイド服は恥ずかしいです」

「みんな可愛いって褒めてくれるし、写真も撮らせてくれって言いそうだな」

「まあ頑張ります。2日間のうち1日1時間でるだけなので」

「そうなのか、ならその時間帯が1番客が来るな」

「そうですね〜、可愛いのも罪ですね」

「自分で言っちゃってるよ」


実際そうだからなー。みんな鈴原のメイド服姿なんてみたいに決まっている。お金を払えば写真まで撮らせくれるんだから行くよね。俺だって今の関係じゃなくても絶対行ってると思うし。


「メイド喫茶の時間以外は先輩といるつもりなのでちゃんと私を守ってくださいね」


俺は鈴原のボディーガードって訳か。確かに男といたらみんな諦めて近づいてこないからな。


「あまり期待するなよ。ヤンキーとか来たらビビって逃げちゃうかもしれないから」

「先輩なら大丈夫ですよ。そう言ってちゃんと守ってくれるんで」


そんなに期待しないでほしいんだけどな。


『まもなく〇〇〜〇〇〜』


「やっと着きましたね」

「夜中だし家の近くまで送るよ」

「そうですか。じゃあお言葉に甘えて」


鈴原を家の近くまで送り届けて自分の家に帰っている時に思ったんだが、夜中一人で歩くのめっちゃ怖い。物音一つでビクッ!ってしてしまう。だから走って帰った事は鈴原には内緒だ。

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