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オタクな彼女は好きですか?  作者: 金野次郎
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凪と人気者、家に帰る。

ライブが終わった後に思うことは余韻がすごい。それに限る。さっきまでの時間は最高だったなーとか現実だったのかなーとか思ってしまう。

今は帰りの電車が来るのを待っている。今日も泊まるお金は無いから帰ることにした。ライブではしゃぎすぎたからか鈴原は眠そうにしている。


『まもなく〇〇行きが参ります』


「やっと来ましたね。最寄り駅に着くの0時くらいになりますね」

「そうだな。電車の中で寝てもいいぞ」

「そうさせてもらいます。もう結構眠くて」


運良く乗り換えしないで行ける電車だから結構寝れる。


22時の時間の電車には人があまりいなかった。残業終わりのサラリーマンの方とかいると思ったけどいなかった。


「じゃあすいません。寝るんで着いたら起こしてもらっていいですか」

「あいよー」


そう言ってすぐに寝てしまった鈴原。残された俺は寝るわけにもいかないから大人しくアニメでも見ようと思い貯めていたアニメを見る。

少ししたら右肩に重みを感じる。鈴原がもたれかかってきていた。めっちゃいい匂いする。シャンプーは同じなのになぜだ。女の子だからか?てか近すぎ。近くで見るとより可愛く見えるな。目鼻立ち整いすぎたろ。落ち着かない。心臓バクバクしちゃってるよ。

1回深呼吸して落ち着く。起こすのもあれだし着くまでこのままでいよう。別にこのままがいいからとかじゃなくて気持ちよく寝ているのに起こすのは気が引けるからなだけで、近くで顔を見たいとかじゃないよ。本当だよ。

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