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オタクな彼女は好きですか?  作者: 金野次郎
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凪と人気者、会場限定グッズを買う。

少し待って鈴原が帰ってきた。手には俺が頼んだ水と鈴原が飲むであろう炭酸のジュースを持っていた。


「お待たせしました。はい、どうぞ」

「ありがとう。いくらだった?」

「これくらいいいですよ。何かと奢ってもらってますし」

「そうか、ありがとうな」


確かに鈴原と遊ぶ時は奢るようにしているが、昼ご飯とかは割り勘じゃないと怒ってくる。俺としては女の子にお金をださせるのは嫌だから払おうとするのだが、鈴原は奢られるのは嫌だと言って毎回割り勘になる。まあ実をいうとありがたい。お金の消費が少なくてすむからな。でもカッコつけたいから見栄を張ろうとするのが男なんだよな。


いつもみたいに話をしているとアナウンスが流れた。


『只今より、グッズ販売開始致します。前から順に案内していきますので少々お待ちください』


「やっとですね先輩」

「ああ、もう疲れた」

「もう少しの辛抱です。頑張りましょう」

「グッズの為だしな」


徐々に前へ前へと進み、俺たちの番がやって来た。

肝心のグッズはというと、普通に残っていた。でも後ろに並んでいる人達全員分は無さそう。


「先輩、どれ買いますか?」

「そうだな、とりあえず、全部1つずつかな」


これはオタクだけじゃないと思うが限定グッズとか数量限定とかのものは全部買いたくなるよな。


「まじですか!?まあ、私もそうなんですけど、」


会計を終えた俺たちの手には沢山のグッズが入った紙袋があった。金額は諭吉1枚くらい。

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