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ケジメ



「ひぐしっ…ハーックションッ!……風邪か?」


 なんか突然くしゃみが出た。しかも2回連続で。


「ズズッ……最近寒くなってきたしな。気を付けねえと」


 あと少しで目的地である連中がいるであろう監獄前の広場へと到着する。

 その前に気を抜いてどうするんだ。まったく。


 ベルセポネエンチャントは一度解除して再度かけ直したら髪も元に戻った。あとでどうやってさっきの状態になるのか要検証だな。

  それに連中は強そうだし攻撃特化のオーディンエンチャントで行くとしよう。


「…ん?」

「待ってたよ、奴隷…いや、大罪人コダマ」

「やめてくんない、その言い方」


 悪趣味仮面野郎と配下2人とそれを囲う様に兵士達が待っていた。


「…殺したわね?ゴッデルも…カリーナも…」

「ん?そうだが。ああ、カリーナは知らねえがゴッデルの最後の言葉なら聞いたぜ。地獄に落ちろってな」

「ーーっ!」


 仮面野郎の横にいた長身の男…たしかユルだったか?素早く間合いに入ってきて、ただでさえデカイのに更に彼の身の丈以上もある大剣と言うよりかは最早鉄塊を振り下ろしてくる。


「なに?殺した事をひょっとして怒ってるのか?』


 エンチャントを発動し軽々とその鉄塊を受け止める。


 あっ、衝撃で右目落ちた。まあ、魔法陣出てくるしいいか。


「お前が…お前がァァァっ!」

「うるせえよ』


 蹴り上げるとボンっと子気味のいい音がして…空からユルの頭部が落ちてきて地面に赤い花を咲かせた。


「…え、なに?もしかしてこれでおしまい?』

「まだに決まってんでしょうが!」


 男だが女だがわからない奴の手元から粘性の液体が大量に溢れ出て…大量のユルが生まれる。


「行きなさい!私の愛し子達!」

「殺せ!」

「おおっ!」

「やれぇ、やれぇぇぇ!!」


 本物はいない?いや、そもそもこいつも偽物の…ああ、ダメだ。よくわからなくなってきた。


 最初に殺したユルも気付いたら溶けて彼女?彼?の手元から出てきた粘性の液体に変わってるし。


「【武器召喚・神槍】』


 手元に槍が現れると向かってきていたユル達を一閃。

 それだけで半分以上が真っ二つになり粘性の液体へと姿を変える。


 これでもしも分離とかしてきたらどうしようもなかったが…そんなこともなさそうだ。


「リクス!手を出さないで!これは私の、彼らへの仇討ちよ!」

「…わかってる」


 まあ、別にどうでもいい。


 もう一回振ればそれで出てきたユルは全滅した。


 うーん…ん?ああ、そう言うことか。通りで手応えが無いわけだ。


「キィィィィ!何よ、私の愛し子ちゃん達を!貴方に罪の意識は無いの!?」

「…茶番はやめないか?お前らがいるの城の地下だろ?』


 この魔法陣には千里眼的な機能もあるらしい。流石。


 図星だったのかリクスは少し驚いた顔をしたが即座にまた余裕そうな顔に戻った。


「バレちゃったわ…」

「構わないさ。それで?だったらなんだ?たしかに今の我々は弱い…が、お前程度など」

「口先だけ達者な奴は大抵その程度だよな』

 

 トンと軽く飛ぶと槍を振る。それでおしまいだ。

 破壊的な暴風が巻き起こり辺り一面ごとリクス達を粉微塵にする。


「……多分兵士もなぁ…あのオトコオンナのスキルで作り出した奴だよな。みんな同じ魔力で気色悪かったし」


 さっさと王城に行って…終わりにしよう。なんならメルカやあの踏ん反り返ってる王やらを殺すとするか。



ーーーーー



「…なんだ、勇者辞めて門番に転職か?」

「そんなわけ無いだろ。お前みたいな無能とは違うんだよ」


 王城に着く前にも何人か兵士とは出くわしたが逃げて、やっと着いたと言うのに…馬鹿どもがいやがった。


 城に入る為の最後の門。わざわざ開けてあって入ってこいって明らかに罠がありそうなのもそうだが…なんでか立ってやがった。

 しかも後方には多数の兵士。逃すつもりはないと言うことか。


「…どんな手を使ったのかは知らないが…あの魔族を殺せたことだけは褒めてやろう」

「何もせずに寝てた奴らに褒められるなんて光栄だな」

「あまり調子に乗るなよ?少し強くなった程度で。今のお前はスキルさえ使えない」

 

 …もういい。やめよう。いい加減にこいつらとのけじめを…付けるとしよう。


「【武器召喚・神槍】』


 再度発動したスキルによって発現した青いマントに隻眼。そして再び握った槍はあの時よりも少し重く感じた。

 だが今の姿は間違いなく、あの日思い描いた北欧の戦神の姿だ。


「…は?どういうことだよ!妄想を自分に投影する正しく無能らしいスキルだが…それは奪われたんじゃねえのかよ!」

「…落ち着け。所詮は奴のスキルだ。程度が知れる」

「自称勇者には言われたかねえなぁ』

「自称?はっ、無能の烙印を押されて追い出されたお前にだけは言われたく無いよ」

「え?何?否定しないってことは自称なの認めてんの?』

「…クロード。会話するだけ無駄だ」

「それもそうか」


 2人がこちらへと武器を向けてくる。

 一つだけ懸念事項があるとすれば彼らの装備だ。【禁域の神殿】に充満してたあの魔力と似たものを感じる…そういや、オーディンエンチャントになってから色々とわかることが増えたな。


「必殺!【レジェンドスラッシュ】ッ!」

「…ん?』


 自分の身の丈の倍はあるだろう巨大な斬撃は一直線に俺に打つかると弾けさらに無数の斬撃を巻き起こす。


「エイジ!」

「…ああ、【堕天真撃】!」


 斬撃が終わったと思ったら次はエイジに腹部を思い切り殴られる。

 するとどういうわけか上空へと殴り飛ばされ…何故かいるエイジにかかと落としで地面へと叩きつけられた。


「…ふはっ、はははは!動くことすらできなくて、よくそれで調子に乗れたな無能!」

「…分を弁えろ」

「お前らこそ、なんだ今の腑抜けたの』


 何驚いた顔してんだが…全く以て無傷だ。防御力は下がってる筈なのにダメージなんてまるで無い。


「馬鹿な!?」

「…落ち着け、クロード。奴のスキルだ。それに今は…あの炎の魔剣もない」

「ああ…そういえばそうだった…アレさえなければ何も出来ないからな」

「あー…何?話し合い終わった?』


 まあ、また剣が輝きだしたし…スキルでも発動するんだろ。


「【ヘルフレイムインパクト】!」


 巨大な炎…とは言ってもレーヴァテインほどじゃ無いが、それでも人を殺すには十分な大きさの炎だ。

 そしてそれを纏った剣を叩きつけてきた。


「地獄の業火は1度燃えたら死んで魂までもが燃える!さあ、どうする無能!?」


 そうは言われてもこんな鈍臭いの当たるのいるのかと思う。


 軽く横に跳躍すると結構な間を開けて俺の元いた場所が炎の剣で両断された。


「今のを避けた!?」

「……』

「よそ見とは余裕だな」

「あのなぁ…』

「【狂拳乱打】!」


 人体の急所だけでなく、全身くまなく輝く拳が叩き込まれる。


 だが…


「いい加減にしてくれ』

「…なっ!?」


 エイジの腹を蹴る。ミシミシと音がして足先に何かが潰れたような…


「ゴボッ…」

「エイジ!」


 どうやら内臓が破裂したようだ。


 赤い水溜りを作りながら腹を抑え、それっきりで動かなくなる。


「お前…ふざけるなよ。なんでだ、どうしてそんな酷いことが出来るんだ!」

「酷いこと?お前らこそ、俺に何してきたのかわかってんのか?』

「お前が弱かったからだろうが!どれだけ僕らがお前を助けてやったと思ってるんだ!恩を仇で返すつもりか!」

「お前らにもらった恩が10だとしたら、暴力その他暴言は1000だからな?

 それに俺を責める義理ないじゃん。そこのナリヤンモドキも弱いからそこで死にかけてんだし』

「…は?」


 信じられないと言った顔をしてきた。信じられないのはこっちだと言いたい。


 散々罵倒したり、暴力振るってきたくせに自分らがやられたら俺が悪いと?ふざけるのもいい加減にしてもらいたい。


「はっきり言わせてもらうがな。お前らがどんだけ頑張っても多分俺に傷一つ付けられないからな?』

「ふざけるな…ふざけるなぁぁぁ!!お前は無能で、勇者としての役目を全う出来ない屑だ!俺たちのように選ばれた勇者じゃ─」

「いい加減気付けよ。選ばれたとか選ばれないとかじゃあねえんだよ。お前らが弱いってだけだ』

「なっ」

「弱いんだよ。理解できるか?お前さ、なんでわざわざ他所の世界から召喚なんてされたと思ってんだよ』


 憶測には過ぎないが…それでも、だ。


「俺たちが弱いか強いかなんて関係ない。無くなりゃ毎年補充できる駒なわけだ』

「…だから、どうした…お前は目の前で困ってる人間がいたら助けないのか!?」

「頭逝かれてんのか?目の前で困ってる人間だ?だったらいるじゃねえかよ。勝手に異世界に召喚されてこき使われた挙句に仲間だった奴らに困らさせられてたやつ』


 俺の事だけど。


 だが、そこまで言ってやったのにまだ自分らが被害者ヅラしてやがった。


 やっぱり根本がそういう奴なんだな。


「もういいよ。お前らとは仲良くなれる気しないから。魔族だ人間だって馬鹿みてえ』

「魔族…ああ、そう言えばサツキとツバキがお前の側にいた魔族を殺しに行ったぞ?」

「ああ、そう』

「…ははっ!はっはっはっ!なんだよ、もっと泣き叫んでやめろ!とか言うのかと思ったが…その程度か」

「お前らみたく毎晩ヤる事でしかお互いを知れない海綿体脳味噌とは違うんだよ』


 もうこいつと会話してるだけで疲れてくるからいい加減に退いてほしい。


「ははっ、いいさ。だったらあの魔族の前でお前が俺たちに土下座して一生服従させてる所を見せてやるよ。そしたらあの魔族を殺す。どう?最高だろ?」

「性根が腐ってるな』


 クロードは剣を構えるとはぁぁ!!と気合の雄叫びと共に着ていた装備が白銀に輝き始めた。


「悪いな、無能。俺はまだ本気を出してないんだ」

「えー!すっごーい。本気出されたら僕殺されちゃーう』

「…チッ。どこまでもイラつく奴だ」


 こっちのセリフだボケ。


 まあ、いいや。俺のダサい虚栄心の為の礎となってもらおう。


 内心ちょっと自分よりも強かったらどうしようとか思ったけど、自分のスキルを信じよう。


「ーーッ!」

「…は?』


 やっぱ勘違いだった。


 たしかに速かった。一瞬で俺の懐に潜り込んだのは目で追えなかったが…だが、殺意も無く振るわれた剣には恐怖など感じず、やはりドラゴンやウォーデンのせいで感覚麻痺してるんだなと思った。


 後方へ跳躍すると剣が俺の首のあった場所を空振る。

 奴隷にするだなんだとか言って殺す気満々じゃないか。


 まあ、もう飽きたからいいや。


 軽く槍を投擲するとクロードは剣でガードし槍を弾く。

 そこでドヤ顔して俺の勝ちだと誇らしげにしてるのは相当恥ずかしいのでは?


「上』

「は、ばぁか…め?」


 槍はクロードの肩から刺さり構えてたせいか肘の辺りから突き出してきた。


「ーーッッ!?」

「はぁ…なんかこう…物足りねえんだよなぁ…」


 槍は勝手に抜け俺の手元へと戻ってくる。

 痛みで泡を吹いて倒れたクロードと動かなくなったエイジを横目に城へと入る。


 その場にいた兵士は誰1人動こうとせずに左右に分かれ王の間までの道を作り出す。


 トントンと槍で軽く肩を叩く。


 呆気なさすぎる。


 まあ、いつまでも過去を引きずるよりかはさっさとケジメを付けて決別した方がいいのは当たり前の話だが。



ーーーーー



『グルルルッ!』

『畜生風情が!』


 黒い鬼神と巨大な狼の戦いを横目に右腕を失ったおさげ魔法少女は殺意の目を向けてくる。


 正直な話、自業自得だと。散々アクトを馬鹿にしてきた。アクトに言われのない罪を被せた。逆ギレする価値なんてない。


「死ねぇぇぇッ!【アルスマグナ】ッ!」

「…イージス!」


 前面に展開された虹の盾によって彼女の後方からの巨大な魔力砲を全て防御する。

 ドラゴンのアレに比べればマシなせいかイージスは魔力消費こそ激しいが壊れそうにない。


「チッ!ツバキちゃん!替わってよ!」

『無理に決まってんだろ!』

「……馬鹿にしてきたアクト…のエンチャントに負ける気分…は、どう?」

「ーッッ!」


 相手は仮にも勇者パーティーの賢者。賢そうには見えないけど。

 ともかくパッシブスキルに装備にと魔法消費軽減とか付いてるのだろう、あれだけの大魔法を何回使っても疲弊した様子は見えない。


「……」

「はっ、ならこれはどう!?」

「……程度が低い」


 アルスマグナ…ワルプルギスと対となる魔法…とは言われてるが実際にはなんも関係ない。

 ただ、魔法を作り出す魔法(アルスマグナ)魔法を終わらせる魔法(ワルプルギス)と言うだけだ。


 …それにしたって、火力のみの技ばかりで搦手は無し…誘われてる?それとも…?


 まあ、どちらにせよ突っ込むしか勝ち目はない。


「…ベヒーモス!」

「…ッ!?」


 魔法攻撃を避けながらおさげに近づくと巨大な両刃斧を振り下ろす。

 まあ、当たり前に魔法障壁を張られたが、関係無しだ。


「重っ!」

「……潰れて、死んで?」

「ぐ、ううううううっ!」


 おさげの足が地面に減り込み始める。このまま押し切れば…


『アルマ!』

「…ッ!」


 体を捻られせ間一髪で避けると今いた場所に巨大な大太刀が振り下ろされ地面を砕いた。


『…チッ』

「……ありがとう、エルヴァ」

『ムカデ』


 …酷い怪我だ。


 肩から斜めに切られて美しい毛並みを赤く染めている。それに、身体中に大小様々に切り傷が…


「……エルヴァ。逃げて大丈夫。アルマは…一人で平気」

『勇者は串刺し』

「……強がらなくていい。痛いのはみんな嫌だ…よ?」

『……』


 煙を立てながらエルヴァが元の姿に戻るとハイポーションを飲み始める。あとは傷が開かないようにゲルダ先生のところに行けば…


「……?」

「勇者は惨殺する」

「……駄目。無理はいけない」

「勇者を踏み砕く」

「……」

「勇者は臭い」

「……わかった」


 私がここで離れたら誰が王都まで連れて行くんだ。それにいつ、恩を返せるんだ、と…


『臭い茶番は終わったか、ニンゲンモドキと糞魔族』

「ええ、ええ。真似事好きですもんね。中身は気色の悪い怪物のくせに」

「……はは、可愛い顔してるの…に、貴方達の中身はまるで…肥溜みたい」

「勇者は生きる価値無し」


 エルヴァもさっきから栗の花臭いって言ってる。

 栗の花?栗ってあのイガイガの中のあれ?アレの花…?今度アクトに聞いてみよう。


「どうせ私たちに勝てないんだしさっさとその首差し出しなさいよ。糞魔族。ああ、そっちのニンゲンモドキはペットにしてあげようか?」

「……大変だね、誰かを見下さない…と己の価値観を見出せない人間は」


 ガシャンと音がして内部の機構から音がし始める。


 前面の戦斧が手元までスライドされると後部の剣が前面に来て合体し大剣へと姿を変える。


「……エルヴァ」

「…信じて」


 彼女の魔力じゃない。口から出た言葉を聞いて安心した。

 あとは…彼女の言う通りにするだけだ。


『オオォォォォンッ!』


 再び巨大な銀狼へと姿を変えたエルヴァは天へ向かい咆哮する。


 生死をかけた戦いなのに見惚れるほどに美しかった。


『は、ははっ!畜生が吠えるんじゃあねえよ!』


 同時に黒い鬼神が再び動き出す。


 そして両者が正面からぶつかり合い…ではない。


 すんでのところでエルヴァは人間に戻り振り下ろされた大太刀を避ける。


『なっ!?』

「勇者は低能」

「…ふんっ!」


 エルヴァの口からはそのとき思い描いていた最も強い感情が言葉として出てくる。

 だから今回はエルヴァが自信が囮りになる作戦を立てた時も相手には伝わらなかった。ただ、うざったい勇者をだますためだけに。


『あ…え…?』

「……2度とアクトを馬鹿にするな」


 エルヴァの背を蹴り鬼神の胸に大剣を突き立てる。


『ガフッ…』

「ツバキちゃんッ!」

『ただで殺られると…思うなよ!』

「……相応の覚悟はある」


 剣を突き立てたまま、魔力を放出する。

 内部機構に魔力が流れ剣が輝き…鬼神の内側ごと小規模な爆発が起きた。


「…ッ!」

「……ふう、ありがとエルヴァ」

「ムカデ」


 吹き飛ばされたところをエルヴァが受け止めてくれた。今度こそ本当に勝ちだ。


 音を立てながら装甲は崩れ、中から血だらけのサムライ女が出てくる。


「く…そ、が……」


 呪詛の声を上げて倒れ伏した。


「…よくも…私の大切な仲間を…腕を…」

「……今、貴方の目の前には二つの道…がある。

 仲間を見捨てて、アルマ達を殺す…か、仲間を助けるか」

「ッ!」

「……薄々気づいていた…んじゃないの?勇者はアクトに勝てない。だから、アルマを人質にしようと…した」


 たしかにアクトよりもアルマの方が弱い。それは紛れもない事実だ。


「…この借りはいずれ…絶対に返すわ。覚えておきなさいよね、糞魔族」

「……べー、だ」

「うううう」


 あっかんべーしたらエルヴァも一緒に下唇を震わせていた。

 

 一瞬また魔力が膨れ上がったが即座に戻りサムライ女とノリコが宙へと浮かび上がると一瞬で3人とも目の前から消えてしまった。


 テレポート?異世界の勇者は便利だなぁ…


『ムカデヲコマギレ』

「……ん。そうだね」


 まあ、あんな連中のことなんてどうでもいい。早くアクトを迎えに行こう。


 エルヴァの背に乗ると勢いよく彼女が駆け出す。

 アクトならきっと大丈夫だ。

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