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「マタ来イヨ」

「うっす」


 気は早い気がするが生モノはまた後で買えばいいかと幸運を呼ぶ呪いの人形を買った。エルヴァは特に決まらないと言った感じで店を後にした。

 まあ、まだまだ時間はある事だしのんびりと決めればいい。

 

 あと、相変わらずアタギは付いてきているのだがそろそろどっか行って欲しい

 

「……」

「アルマどこ行ったかわかるか?」

「わかりかねますね」

「そうか」


 ……


「ああ、そうだ。この街にも1人いたんですよ。この間の競売会いた奴」

「へえ、そうか」

「もう殺っといたんで」

「なんか言ってたか?」

「お前もあの魔族も賞品のくせにって喚いてましたよ。

 まあ、腕一本噛みちぎったら泣いて命乞いしてきましたけどね」

「はっ、腰抜けが」


 そういや、呑気に歩き回ってるけどたしかにあの場にいた連中はアルマやエルヴァの事を知っているのか…

 見つけたらどんな強硬手段でアルマを手に入れようとする輩もいるかもしれない。

 早く全員殺さないとなあ…


「…コダマ、お前は人を殺したことがあるのか?」

「ん?ああ、2人くらい…いや、3人か」 

「それは…」

「何だよ、言いたいことがあるな言えよな。

 どうせ、人を傷付けるのはいけないだとかそう言うくっだらねえ正論だろ?」

「……」


 図星かよ。

 

 自分のせいで親友と恋人失ったくせして未だに正論語れるとか本当にいい性格してるな。見習いたいくらいだよ。


「あっ、あとですね。変な噂を聞きました」

「ん?」

「なんだっけかな…カオスドラゴン?カオティックドラグーン?なんかそんな感じのが街向かってるらしいですよ」

「はぁ⁉️ここにか!」

「いやいや、この間のベルサーにです」


 思わず大声を出してしまったがベルサーなら別にいいや。


「こっちに来るのか?」

「さぁ?ドラゴンって生態よくわかってないんですよ。

 超自然的に出現して街襲ったり暫く暴れたら突然消えてるんで」

「ふーん」


 生で一眼見たいとは思うが危険な物にわざわざ近づくほど馬鹿ではない。

 ベルサーの住人には悪いがさっさと襲われて後で生存者にでも話を聞こう。


「コダマ!」

「なに?」

「決めたぞ、僕はそのドラゴンを倒しに行く!」

「あっそう」

「…手伝ってくれないのか?」

「あの街の住人のことは知らねえが少なくとも冒険者共は反吐が出るほど嫌いだ。なんなら馬糞でも食わされてるほどがマシ」

「なっ、だからと言って…」

「そうやって無駄なことに首を突っ込むから2人とも死んだんじゃねえの?」

「…ッ!」


 あの街の事思い出したら苛立ってきて、ついアタギに当たってしまった


「まあ、行くなら行けよ。俺はまだ死に気はないし、死にたくない。そもそも、不相応な事はやりたくない」

「でも…」


 阿呆らしい。


「俺はお前の友達じゃないし、頼りになる相棒じゃねえんだよ。さっさとどっか行け。邪魔」


 そう言ってやると何処かへと走っていってしまう。


 なにを勝手に仲良くなった気でいるのか…キ○ガイか?


 なんだか胸糞悪い気分ではあるがアルマが心配なのでそろそろ探しに行こう。

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