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コート・サイド・ラバーズ  作者: 大和麻也
Let ――仕切り直し――
8/54

♪復活の決意

「ねえ、どうするの?」

 帰り道、忠に訊いた。

「テニス部のこと?」

「うん。忠は、ひょっとして諦めているんじゃないかなって」

 首を振った。その目には、自信が輝いている気がした。

「The die is cast.僕は最後まで調べるつもりだよ」

 忠はときどき英語で難しいことを言う。そういえば、テニスをしているときにはほとんど英語を使っていた。

「調べるの?」

「ああ。だって、たかが不祥事ならとっくに復活していてもいいはずだもの」

「それはわたしもそう思うけど……」

「十年前の廃部の理由は、学校の評判を下げる大事件であることは確かなんだ、何も知らないで『復活は許しません』じゃあ納得できない。しかもそれは学校の保身であって、僕たちは何も悪くないんだから。十年前の出来事を洗いざらい全部解き明かして、鼻を明かしてやりたいね」

 やっぱり、忠はこういうところがカッコいい。

 たとえわたしのわがままでも、やると決めたらやってくれる。

「なら、わたしも手伝うよ」

「うん、ありがとう。明日は終業式で学校が早く終わるけれど、時間ある?」

「あるよ」

「じゃあ、図書館に行ってみようか」


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