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8

その後、2人はほかの教室を回ったが神崎は、ほぼ全部の先生に追いかられたことをからかわれた。

2人は次の教室に向かうため、廊下を歩いていたその時、放送が聞こえてきた。


「今から1時間、昼食の時間とします。各生徒はそれぞれ食事をとってください。」


「それじゃ、食事にしましょう」

「そうだな」

桐野は神崎を引っ張って食堂とは逆の方向へ歩き出した。神崎にはこのとき桐野から離れるという選択肢はなかった。一端、離れると男子生徒たちに襲われて合流するどころではなくなってしまうからだ。


「おい、何処に行くつもりだ?食堂はそっちじゃないだろう」

桐野は振り返って、笑みを浮かべた。

「私は弁当なの」

「そうか、なら教室に行くのか?」

「そうよ」

神崎は聞きたいことだけ聞くと、桐野を置いてスタスタと教室に向けて歩き出した。

桐野はその神崎を追いかけながら内心ではこんなに反応しないなんて益々、面白いと考えていた。


ただ、歩いているだけなのに悪寒がずっと止まらない神崎であった。


教室についたところで、桐野は自分の席に弁当箱と水筒を取りに行った。


対して神崎は、迫りくる男子生徒たちを倒していた。5メートル離れただけでこれである。1、2分しか経っていないのに5人目の男子生徒が神崎に襲い掛かっていた。


5人目の生徒を気絶させたところで、桐野が神崎に合流した。

「あら、大丈夫?」

「誰のせいだと思ってる」

「誰のせいかしらね?」

「とぼけやがって」

「それはそれとして、どこでお弁当食べるの?」

「屋上だ。ここで食べると面倒だ」

「それもそうだけど、屋上で大丈夫なの?」

「大丈夫だ」

必要最低限だけの言葉を残し、神崎は歩き出した。


「くそ、あいつ、どこに行った」

「途中までいたのに、どこだ」

「くそ、引き返して探すぞ」

屋上についた男子生徒たちは神崎を見失っていた。男子生徒たちは途中で見失ったと思って校舎へ引き返していった。





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