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【定期】YouTubeで月曜から金曜まで小説作る配信します。開始時間は13時半ぐらいからです。スリーユウで検索すれば出てきます。尚、祝日とかは休みです。

ステージは琴吹が盛り上げていたこともあり、最高潮に盛り上がっていた。体育館では、琴吹の午後のライブに備えて、席を取っている男子生徒と今からある有名人を見よう集まってきた生徒で賑わってきた。


桐野がステージに上がる。

「さて、今年も恒例の有名人の方をお呼びしております。では、どうぞ、モデルのユウさんです」


桐野の声に女子生徒から、悲鳴が上がる。

「え、ほんと」

「マジで」

「うそ」


ユウが現れて瞬間、女子生徒から信じられないとさらに悲鳴が上がる。


「と言うことで、今年は一番投票が多かったユウさんです」

「どうも、ユウです、宜しくお願いします」


そんな何気ない言葉だけで女子生徒の黄色い歓声が上がる。対照的に琴吹のライブ用に席を取っている男子生徒は面白くはないようだ。


「例年通り、ならここで有名人のお話をしてもらうか、特技を披露してもらうのですが、ユウさんには何がいいでしょうか?」

これは優しい、いつもなら、ここで決められたことをやられされるのが、オチだが桐野はこちらに選択肢をくれた。


「私に与えられた時間はいくらぐらいなのでしょうか?」

神崎がまず最初に質問したのは時間だった。時間が分からなければ、何をするにも決められない。


「そうですね、ユウさんの事も考えると20分ぐらいでしょうか」

「20分ですね、わかりました」


おそらく、琴吹の準備もあるから、そのぐらいの時間なのだろう。


「では少しだけ話して、歌でもどうでしょうか、幸いここにはその設備があるようですし」

「わかりました、しかし、曲はどうしましょうか」

「大丈夫です、このCDに入っている曲を流していただければいい大丈夫ですよ」


あらかじめ用意していたのか、懐から神崎はCDを出すと桐野に渡した。桐野はそれを受け取ると、脇にいた生徒会メンバーに素早く渡して、戻ってきた。


「それでは、少しお話と言ってくれましたけど、何を話しましょうか」

「そうですね、私自身何を答えればわからないので、体育館の生徒に聞いてみるのはどうでしょうか」

「わかりました、それでは質問のある方は手を挙げてください」


突然の提案だが、一斉に女子生徒たちは手を上げる。自分のマイクを生徒会のメンバーに渡すと上げている生徒の元に走るように指示を出した。


マイクが女子生徒の元に届けれると女子生徒は緊張した面持ちでマイクを持った


「えっと、ユウさんは彼女はいるんでしょうか」

「いえ、今のところ、彼女はいませんね」

「えーーほんとですか」

「ええ、本当ですよ、特に嘘をつく理由はありませんしね」

「なら、わた――」


女子生徒は周りの急激な殺気により次の言葉を言えなくなってしまった。


これにより、暗黙な了解が生まれた。神崎としては願ったり、叶ったりだが。


下手な質問をすると女性皆に殺されると思った方がいいだろう。


マイクが次の生徒に渡される。

「ユウさんの趣味は何なんですか?」

「趣味ですか、そうですね、しいて言えば、料理でしょうか、いつも拘り過ぎて、姉などを困らせてばかりです」

「ちなみに得意料理は何なんですか?」

「一番自信があるのは、卵焼きでしょうか」

「ありがとうございます」


何気ない質問のはずなのに女子生徒はうっとりと神崎の言葉を聞いている。そんな調子で軽い質問を繰り返し、5分ぐらいが過ぎた。


質問はこの辺でいいだろうと、神崎は桐野に軽く顔を向ける。それだけで桐野は神崎の言いたいことを理解した。


「それではユウさんへの質問はこれぐらいにして、お待ちかねの歌を披露してもらいしょう」


それだけ言うと邪魔をしないように桐野はスッとステージからはけた。


曲が始まるまでは女性生徒がキラキラと目を輝かせていたが、神崎が歌いだすと男子生徒まで、神崎の歌声に感嘆の声を漏らしていた。


曲が終わると誰が合図したわけでもなく、自然と拍手が沸き起こった。


「たわいもない講演会でしたけど、楽しんでくれなら幸いです」


「これでユウさんの講演会は終わりです、ユウさんにもう一度、大きな拍手を」


歌声だけですべての客の心を奪っていった神崎には盛大な拍手を送られ、それに見送られながら、神崎はステージを後にした。





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