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【定期】YouTubeで月曜から金曜まで小説作る配信します。開始時間は13時半ぐらいからです。スリーユウで検索すれば出てきます。

文化祭当日


一つの教室にとてつもない列が出来ていた。


ひとえに琴吹、桐野、櫻井のお陰だろう。しかし、琴吹と桐野がずっといられないのはお客には知ってお貰っておかなければならない。そうしなければ、後で暴動が起きてもしょうがない。


そこで、神崎は大きな看板に琴吹、桐野がいる時間を書いて廊下に並んでいるお客に見せるように男子生徒に指示をして料理の仕込みに戻った。


そう、あの完璧主義者の神崎が料理をしていた。つまり、他の誰にも調理を手伝ていなかった。文句を言ってきた女子生徒は料理の腕で黙らせ、1人で料理をすることを納得させていた。


問題は作る量よりも、材料の方だった。客の数が予想のはるか上を言っていて、恐らく、このままだと昼を回る前に材料が切れることになるだろう。買出しに行くようにはお願いをしたが、果たした間に合うのかは分からなかった。なんなら、材料が来ても、最後まで持つかわからなった。


しかし、考えても物事は進まない。


恐らく、櫻井は女子にべたべたされながら、心の中で悲鳴を上げていることであろう。そんなことを考え、少しだけほくそ笑むと神崎は料理をものすごいスピードで作るのだった。


一方、桐野は琴吹から提案されたものに関して準備を行っていた。


「準備は出来た?琴吹さん」

「うん、大丈夫、いつでも歌えるよ」


琴吹が桐野が提案したのは学校でコンサートをすることだった。午前と午後で1回ずつ行う予定だ。人が暴走することなく、集めることが出来るので体育大会の時のようなことは起きていなかった。


「みんな―――いくよ―――」


そうして、コンサートが始まった。それを見届けると桐野は体育館を後にした。


琴吹や生徒会の頑張りがあり、文化祭は滞りなく、進んでいたが、一つ問題が発生していた。それは2年2組だった。看板を設置したにも関わらず、2年2組のお客の列は途切れることなく、他の教室に及ぼすまでの長蛇の列になっていた。


桐野が教室の様子を見に行くと執事メイド喫茶は以外にも普通に回っていた。


しかし、すぐに桐野は、クラスメイトに話をするとお客に聞こえるように大きな声を出した。

「すみませんが他のお客様の量を考えて、1テーブル30分とさせて頂きます」


そう、明らかに客の回転スピードが遅かったのだ。このままでは並んでいる客が入らずに文化祭を終えてしまうだろう。なので、1テーブル30分にしてお客の回転率を上げたのだ。これに気づくのが遅くなってしまっていたら、客から不満が出てしまうことなっただろう。


「私も入るから、頑張って回しましょう」

問題をいとも簡単に解いた桐野の言葉に皆から羨望の眼差しが飛んだ。


何とか問題が起こる前に解決できたので、今の所、文化祭は順調に進んでいた。

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