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YouTubeで毎日小説作る配信します。時間は昼から夕方です。スリーユウで検索すれば出てきます。

迫りくる琴吹のファンを正当防衛?でなぎ倒しつつ教室に着いた2人は自分たちの弁当を回収した。


そして、いつもの場所、屋上の給水塔の裏ではなく、生徒会室に来ていた。


まだまだ暑いので屋上ではゆっくりと食事もできない。生徒会室に2人が入ると先客がいた。

「やっと来たか、神崎」

「あら、遅かったわね、神崎君」

神崎と琴吹の方が先に教室に向かったのだが、思いのほか妨害が多く、櫻井と桐野より遅く到着する形になってしまった。


「あら、神崎君、いつもより弁当の包みが大きくない?」

「それはそうだ、いつもより大きめの弁当箱なんだから」

「それってもしかして、私たちの為に作ってきてくれたってことなの?神崎君」

「・・・」

琴吹の質問に歯切れの悪そうな顔をして、神崎は質問に答えない。いや、答えたくないのだろう。


「へぇ、そうなの、神崎君」

桐野は悪魔の微笑と言っていいほどに魅惑的な表情を浮かべたが、神崎はどんとテーブルの上に弁当の包みを置いた。


「とりあえず、食べていいぞ」

「ふふ、案外、可愛いとこあるのね、ありがたく頂きましょう、琴吹さん」

「わー、ありがとね、神崎君」

「別に気にしなくていい」


そこに笑いながら櫻井が参加してきたが・

「ほんとに珍しいこともあるもんだね」

「煩い、だまれ」

「・・・はい、すみませんでした」

すぐに神崎に黙れされた。


広げられた神崎の弁当の中身はいたって普通だった。唐揚げ、ウインナー、エビフライ、卵焼き、ハンバーグ、おにぎり、本当に想像通りの運動会の弁当だ。


「ほんとに見た面は普通なのにこんなにおいしいんだろう、私の弁当とは大違い」

もぐもぐとハンバーグを食べながら、琴吹はそんな感想を漏らした。

「下ごしらえをちゃんとすれば、ある程度、味は近づくと思うぞ」

「えーほんとかな、なら今度、そのやり方教えてね、神崎君」

「ああ、別に構わない」

「なら、私にも教えてくれるわよね、神崎君」

「ああ、大丈夫だ」

2人に挟まれながら、この学校で一番おいしい思いをしているはずなのに神崎は悪寒が止まらない。


「神崎も大変になっちゃたな」

ボソッと櫻井は神崎の女難について考えた。不特定多数に追いかけれてるのと特定の人に言い寄れるの、どっちがマシなのだろうと。しかし、神崎に関しては手っ取り早い解決策が一つだけあるのだが、今の神崎には無理そうだ櫻井は思った。


「もうそろそろ、昼休み終わるから、2人とも早く弁当食べた方がいいよ、神崎も」

珍しく櫻井に助けられた神崎だったが、2人に予想以上に食べれて、あまり自分の弁当が食べれなかったのはある意味、しょうがないことなのだろう。代わりに2人の弁当を食べれたのだから。


そんなこんなで昼休みの時間は終わり、体育大会の午後の部、後半戦が始まった。








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