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桐野はふと、いつも完璧に振舞っている神崎をいじめて見たくなった。

「貴方でもそんな風に泣くのね」

「自然と出てからな、仕方ないさ」

サラリと返され、期待していた反応が見えれなくて、少しつまらない思った。

「私は伝えたいことも伝えたのでこれでで失礼します」

「ああ、またね、向日葵ちゃん」

一言だけ言うと静かに向日葵は去って行った。


「何か、私に言うことはないのかしら」

改めて、桐野は神崎に向き合って期待を込めて質問した。

「そうだな」


「これからは友達としてよろしくな」


「・・・」

まさかと、言うかそんな言葉が出ると思わなかった桐野は絶句してしまった。


「ん、なんか可笑しかったか」

「もう、知らないわ」

そのセリフを言うと同時に桐野は神崎の足を思いっきり、踏んづけた。

「っ」

「ふん」

桐野は神崎を置いて、歩いて行ってしまった。


神崎にとって、桐野は初めて出来た女性の友達だという意味を彼女はまだ理解していなかった。

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