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すみません。いろいろ考えていたら遅れてしましました。

神崎は図書館を出てに体育館裏である生徒を待っていた。


そこにやって来たのは、バレボールマシンを使っていた女子生徒の1人だった。


「何かな?神崎君、私に用って」

甘ったるい様な猫なで声で女子生徒は神崎に声をかけてきた。

「なぜ?あんな真似をしたのか聞きたかっただけさ」

神崎の言葉に女子生徒の動きが一瞬、止まる。


「あんな真似ってなんのこと?」

「はっきり言わないとわからないようだから言ってやる。なぜ?彼女の顔を狙った」

また、女子生徒に動きが止まった。


「どうして、わかったの?」

「ボールだ」

「ボール?」

「こちら側に都合よく転がり過ぎていたからな。まるで俺を助けるために転がってきたみたいだったからな。そして、さっきの言葉で確信した。この学校で俺にあんな声を出してくる奴はいない」

髪をかき上げて顔を見せた神崎の顔はの顔は完璧な左右対称で文句のつけようのないほど整っていたが瞳は憎しみの満ちていた。女子生徒は神崎の顔を見た瞬間は喜びのあまり飛び上がりそうになったがその瞳の凄みに怯んで足を竦ませていた。


「大方、昔の奴らの誰かから俺のことを聞いたんだろ。俺から言うことは1つだ。俺の周りに手を出すな」

それだけ言って神崎は立ち去ろうとするが女子生徒の言葉に足を止めた。


「あの女が悪いのよ。私は見ているだけでもよかったのに、貴方に近づくから」

「なんのことを言っているんだ?今回、ペアになったのはたまたまだろう」

「あの女が全部、仕組んだのよ。今年から男女のペアになったのも、そのペアが貴方になったのも」

「何を証拠に言ってるんだ」

「バレー部の準備まで時間があったから教室に帰ろうとしていると時で放送室で聞いたのよ。あの女が副会長と話しているの」

「そうか」

それだけ聞くとまた神崎はその場から立ち去ろうした。


「あの女も私と同じなのよ」

「いや、違うな。彼女は俺の周りを巻き込んでいない」

それだけ言うと神崎はもう振り返らずに歩き去った。

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