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学園の図書館は県内でも随一の蔵書数を誇る。毎月、100冊以上の新書が追加され、最近の本から昔の本まで揃えてあるのだが、人気がある本は新しい本ばかりで、古い本は図書館の隅に追いやられてた。そんな一角に神崎はいた。


神崎は本を読んでいると声をかけられた。

「お、やっぱり、ここにいたね」


声をかけたのは、櫻井だった。

「お前のほうも終わったか」

櫻井が来ることがわかっていたのか、神崎は本から顔も上げずに返事をした。


「最後、女の子から逃げるのが大変だったよ」

「いつものことだろうが」

「それもそうだね」

櫻井も自分の手に持っていた本を読み始また。


「さて、俺もそろそろ行くかな」

「まだ、結構、時間あるけど何処に行くの?」

「ちょっとした、用事だ。お前は俺がいないと女子に囲まれるから終わるまでここにいればいいさ」

表情は全く変わっていないが櫻井は神崎の雰囲気から着いていなかない方がいいと判断して返事をした。


「わかった。また、放課後に」

「ふ、全くお前は察するのがすごいな」

「一年もいれば、わかるさ」

「それじゃ、行ってくるわ」

「ああ、頑張れよ」

何処に行くのかわからないのにも関わらずになんとなくエールを送る櫻井だった。


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