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次の障害物にトップで辿り着いた2人は障害物を見上げていた。


「また、めんどくさい障害物だな」

神崎がそうつぶやいた先には2メートルの壁ができていた。パートナーと足が繋がった状態で壁を乗り越えるのには普通、パートナーと一緒に上る必要があるからゆっくりとしか上ることできないのだが、この2人の発想は普通ではなかった。


「いけるでしょ?」

「ちっ」

2人は壁に向かって、息を合わせるようにゆっくりと走り出した。壁が近づいてきても2人は速度を落とさず壁に向かって走り続けていた。


周りが呆然と見つめる中、2人は


飛んだ。


2メートルもの壁を軽々と飛び越えた2人は何事もなかったように次の障害物に向かった。周りではあの2人に勝てる気がしなくなってしまって、足が止まってしまうペアが出始めてしまった。


「なんか、この障害物、意地悪じゃないか?」

「確かに、私たち以外だと越えられる人は限られてくるわね」

「なんで、俺が越えられると思った?」

「あなた、体育の授業で目立ってないと思ってるの?」

桐野に問いかけられて神崎は去年の体育のバスケでバスケ部員を軽く抜いてダンクシュートをしたことを思い出した。


「・・・目立ってるな」

「なら私があの壁を越えられると思ってもおかしくないわよね」

「そうだな」

「そろそろ次の障害物よ」

「ああ」

神崎は去年に目立ってしまったことを桐野に指摘されて、自分は何をやってるんだと自問自答を繰り返していた。そして、まずいことに気が付いた。


(もしかして、それで会長に目を付けられたのか?)


そうすると、この先の学校生活が平穏に過ごせないと思い、神崎はこのクイズラリーで何としても俺から関心をなくさないと考え始めた。


ちょいちょいの更新ですみません。

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