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遅れて申し訳ございません。

「わざわざ、こんなテントの中に蒸し暑い奴らと一緒にさせなくていいだろうに」


神崎と桐野がいるのは黒幕で周りを覆われたテントの中だ。2人は順番が4番目だったのだが何故か、各部活動の精鋭たちが集結していた。筋肉質の男子生徒のせいで2人の周りが何度か上がったように、蒸し暑くなっている。


「わざわざ走るコースを隠すなんて、手の込んだことをするな」

「そうね」

2人が話していうちに1組目はもうスタートしていた。他の生徒には黒幕でコースが見えないようになっていて、どんな障害物があるかわからないのだが突然、悲鳴が聞こえてきた。


「なにこれ」

「キャーーー」

「うわーー」


この悲鳴に、テントの中で生徒たちに冷や汗が流れる。コースで何があっているのか、わからないのが更に不安を煽っていた。

そんな不安を皆が抱えながら、神崎たちの順番が回ってきた。


「位置について、よーい」

スタートはバンという、お馴染みのスターターピストルの音が響いた。


スタートと同時に一斉に全員が走り出した。


「あれじゃ、女子がかわいそうだ」

「まぁ、そうだけど、どうしよいうもないわ」

そう2人が顔を向けた先には、むさ苦しいの男子生徒が女子生徒のペースに合わせずに引きずる形で走っていた。その男子生徒の視線は神崎と桐野に、これでどうだとばかりに向けられている。これに対して神崎は全くの無反応である。


「馬鹿が」

神崎は走っている生徒に対して、特に男子生徒たちに対して呟いた。

「あら、どうしてそう決めつけるのかしら?」

「会長はわかっているんじゃないか」

「それは私たちが走っていないことと関係しているのかしら」

「やっぱりわかってるな」

神崎と桐野は他の生徒が全力で走っているのにもかかわらず、ゆっくりと歩いていた。


他の生徒たちは最初の障害物に到着していた。そこには1メートルぐらい高くなっているステージが置いてあった。そこに上って見ると1平方メートルの板で区切られていて、それが10メートル続いていた。先生が脇にスタンバイして、生徒たちに上を走るように指示していた。


最初の生徒が上を通って走って行こうとしたら、急に板が抜け2人が悲鳴を上げて落ちた。


他の生徒はその様子を見て、一瞬ぽかんとした表情を浮かべたが自分たちも同じ板の上にいることに気が付いて、下を向いたところでその生徒の場所の板が抜けその生徒たちもできた穴に落ちた。


どんどん生徒たちができた穴に落ちていった。


「あ、そうだ、言い忘れてたが落ちた生徒は、ステージの最初からやり直しだからな、気を付けろよ」

新井先生は生徒が落ちた後に、にやにやしながらそう言った。


ステージの下にはマットが引いてあるのだが、落ちた生徒は足が繋がっていてステージの下から出るのに悪戦苦闘している。その間に神崎と桐野の2人はステージに追いついた。


「神崎君、それじゃ行きましょうか」

「そうだな、会長」


2人は何も言わずスタスタと歩いてステージの反対側についた。周りからどうしてあいつらの普通に歩けるんだというような視線が送られている。


「おい、お前ずるしてるだろ」

1人の男子生徒が神崎に向かって、非難の声を浴びせた。


「はぁ、めんどくせー」

神崎はやれやれというように文句をつけてきた生徒の方を向いた。

「なんだと、コノヤロー」

「一言だけ言ってやる。できた穴は塞がったか?」

「なに」

神崎の言う通り、ステージにできた穴は塞がっておらず、それを避けて通れば簡単に通過できるようになっていた。他の生徒もそれに気づいて、あっという顔をしていた。神崎を非難した生徒は、金魚のように口をパクパクさせて何も言えない状態になっていた。


「それじゃな」

そう言うとと神崎は桐野を連れて次の障害物に向かった。

ちょっとペースが落ちます。一か月に一回は更新したいと思います。今は忙しいので、暇になったらペースを早くしたいと思います。更新が遅くなって本当に申し訳ないです。

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