登場人物紹介
・登場人物
【人間】
狭間紅葉
狭間神社の巫女、超人で境界管理以外にも妖怪退治や怪事件の解決も請け負っている。
というかぶっちゃけお金がないのでそういうこともしている、というのが現状。
娘の若葉については割と放任主義だが愛情はある。そのため、常に自分をお手本にさせている所為か徐々に自分に似てきているとも思っている。
夫はおらず、壮絶な過去がある。
能力は己の闇を力に変える『宵闇闊歩』
能力以外には霊符を用いた術式や封印が可能。
狭間若葉
紅葉の娘。まだ6歳のため母にはべったり。
現在は素直で元気、明るく物怖じしない性格といった感じ。
食い意地とお金関係は徐々に母に似てきている。
現在はまだ能力未修得だが未来には、光で照らし包む能力『光芒包囲』を習得する。
母の紅葉からは霊符の使用法を多少教わったがそこから先は独学である。
【妖怪】
八幡鈴
見た目人間の不老長寿タイプの妖怪。神社側の妖怪で紅葉たちの手助けをよくする。
スタイル抜群のおねーさんだが年齢は不明。高圧的態度で命令形を多用する。
能力は出来事の結果を逆にする『因果反転』
伊佐々巳古都
鈴と同じく人間の見た目をした妖怪。元は人食い妖怪とも言われていたが――実際は己を持たない妖怪で他者を取り込むことで生を得ている妖怪――現在は紅葉と他愛のない生活をしている。自己の妖怪としての性質を極力抑えている。
能力は『傀儡使役』。取り込んだ生物を意のままに使用使役できる。しかし使用時に殺された生物は戻らずに朽ちる。この取り込んだ生物の『生』を消費して生きるが、100年生きる生物を取り込んでも消費が激しいため数十年も持たない。
烏羽緋炎
人間から妖怪となった珍しい存在。男。不死性が強く腕の一本や二本なくなった程度ではものともしない。
性格は面倒見がよい気さくなおじさんといったところ。
能力は『業火転生』。火炎を操ることができ、その炎で自らを焼くことで転生することができる。数日ではあるが、転生した際に妖怪となった少年期の姿にまで戻るため本人はあまり使いたくないらしい。