アストラル・ドールとは
ざっくりですが。
他にも何かあればコメント下さい。
アストラル・ドール 詳細設定
■ 概要
正式名称は**「Alternative Strategic Tactical Reconfigured Armored Lifelike-Doll(代替戦略戦術用再構成型装甲生命体人形)」**。通称「アストラル・ドール」。
国家間の紛争解決手段として制定された模擬戦闘スポーツ「アストラル・コンバット」専用に開発された、人型無人兵器の総称である。
■ 名称の由来
パイロットの意識(アストラル体)が、ドールという器に乗り移って戦う、というコンセプトから「アストラル」の名が付けられた。パイロットは、まるで幽体離脱したかのように、遠く離れた戦場にいるドールを自分の肉体そのものとして感じ、操ることができる。
■ 操縦システム:NSI(神経同期インターフェイス)
正式名称: Neural Synchronize Interface(神経同期インターフェイス)。
仕組み: パイロットは専用のヘッドギアとスーツからなる「ダイブギア」を装着。これにより脳神経とドールの制御システムが量子通信を介してダイレクトに接続される。思考による機体制御、機体が受けた衝撃や触覚などの五感情報のフィードバックを実現し、圧倒的な没入感と反応速度を生み出す。
シンクロ率: パイロットとドールの精神的な同調率。シンクロ率が高いほど、ドールはパイロットのイメージ通りに、より精密かつ有機的に動く。天野光のような天才的なパイロットは、無意識のうちに極めて高いシンクロ率を維持している。
フィードバック・リミッター: パイロットを保護するための最重要安全装置。機体がダメージを受けた際、パイロットの脳や身体に返ってくる衝撃を一定レベルでカットする。公式戦ではこのリミッターの設定が厳格に義務付けられている。
■ 動力源・構造
動力源: 機体の中枢に搭載された**「アストラル・コア」**。大気中の特定素子を触媒にエネルギーを生成する半永久機関。実際にはパイロットの精神力(集中力や闘争心)がコアの出力効率に影響を与えるため、パイロットのメンタル状態が機体性能を大きく左右する。
基本骨格: 「ムーバブル・スケルトン」と呼ばれる共通規格の内部骨格がベースとなっており、これにより高いカスタマイズ性を実現している。
サイズ: 標準的な機体で全高7〜10メートル。
■ 分類・ロール
チーム戦術の多様化に伴い、ドールは役割ごとに特化した分類がされている。
アタッカー(突撃兵): 高い機動力と近接戦闘能力で敵陣を切り裂く切り込み役。装甲は比較的薄い。天野光の適性ロール。
タンク(重装兵): 強固な装甲とシールドで前線を維持し、味方を守る盾役。ファーデン帝国が得意とする。
スナイパー(狙撃兵): 後方から長距離射撃で支援を行う。精密な射撃技術と冷静な判断力が求められる。
スカウト(偵察兵): 高速移動能力やステルス機能で敵情を偵察し、戦況を有利に導く。
コマンダー(司令塔): 高度な通信・索敵機能を有し、戦場全体を俯瞰して味方に指示を出す指揮官機。神凪蓮の役割だが、彼は標準的なコマンダー機ではなく、自身の情報処理能力でその役割を代替・超越している。
■ カスタマイズと兵装
アストラル学苑の生徒たちは、技術科の協力を得て、自分の適性や戦術に合わせてドールを自由にカスタマイズする。