第六話
見廻り組についての説明はあくまでこの小説の中のものです。
見廻り組を悪く言ってすみません。
そのことに対しての批判、中傷はやめてください。
「そこで何をしている!!我々は、見廻り組だぞ」
柚子の刀が、沖田に向かっているときだった。
「ありゃりゃ、とんだ邪魔が入っちゃった。そんじゃ、また今度ね」
そういうと、柚子は刀を鞘に戻した。
「待ってください。逃げるつもりですかっ!」
サッ、ヒラヒラヒラ
沖田が、声を発したときにはすでに柚子は、居なかった。
しかし、代わりに一通の文が残されていた。
【沖田さんへ
残念、邪魔が入っちゃったねぇ。
明日の夕刻、またここでお待ちしています。
花蘇芳こと、日高柚子より。】
という、短い分で終わっていた。
「これは、これは、沖田殿でしたか。こんなところで、何をなされていたのかな」
「いやぁ、見廻り組の皆さん。別に何もしていませんよ。ただ、ここで、稽古をしていただけですよ」
沖田が、優しく微笑みかけると、そうですかといい、
「しかし、もし、花蘇芳の情報が入ったならばお知らせ願えますかな?」
そういい残して、見回り組は壬生寺を後にした。
「本当に、すっかり邪魔が入っちゃいましたねぇ。今から、柚子さんを追っても間に合わないでしょうし・・・」
しかし、そういう沖田の目はうれしそうに輝いていた。
(明日、ですか。楽しみですね)
そういって、沖田も壬生寺を後にした。
柚子の残した文を、うれしそうに握り締めながら・・・。
※見廻り組とは。
新撰組と同じ、京都守護職についている。
しかし、新撰組とは違い町人や農民の出のものは居らず、位の高い武士たちで構成されている。
また、もともと農民などの出が多い新撰組を嫌っている。
文章がなってませんね・・・。
すみません。
これから少しずつがんばっていこうと思います。