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第十一話
「あのヤローどこへ行きやがった。ったくよぉ」
と、一人で愚痴をこぼしているのは土方である。
昨日の事もあり怪我をしていた沖田を思い探していた土方だったのだが。
「土方さん。総司ならさっきでて行ったぜ。何でも壬生寺に居る子供たちと遊ぶとかいってたけど」
突然声が聞こえた。
土方に沖田の居場所を告げたのは藤堂だった。
その言葉を聴いた土方は顔には出さないが安心した様子でそうか。といい自室に戻っていった。
(餓鬼どもと遊ぶ元気がありゃあ心配はいらねえか)
そんなことを思っていたことなど藤堂は考えても居らず、
「はぁ、総司の奴またあとで土方さんにおこられるんだろうなぁ。
まぁ、オレし~らね」
といって、去っていった。
みじかっ 汗
ごめんなさい・・・・・。