【完結】抗竜記　～発明少年、竜世界に抗う～

≪第一章 発端編≫
姉アリサに可愛がられて育った発明少年ドラガンは行商先のロハティンで竜の盗難事件に遭ってしまう。
犯人の悪事を暴いた事で命を狙われる事に。
全てを奪われ一人路傍に倒れたドラガンをエルフの母娘が匿ってくれた。
ベルベシュティ地区でエルフたちの感謝を集め、ついに生き別れとなっていたアリサと再会する事ができたのだった。
≪第二章 逃避編≫
徐々に「水神の使い」と神聖化されていくドラガンを守ろうと三人の貴族が動き出した。
そんな時アリサは亡き夫そっくりの人物ポーレを目撃する。
ポーレはドラガンをサファグンの住むサモティノ地区エモーナ村に誘った。
重税に悩むエモーナ村は領主と衝突。
さらには街道警備隊に居場所を知られてしまう。
≪第三章 雌伏編≫
毒の沼を農地に変える為ドラガンは仲間たちとアルシュタへ向かった。
ところが来て早々にペティアが誘拐され、ピクニックに行けば襲撃を受け、おまけにレシアがもう帰りたいと泣き出す始末。
村に帰るというドラガンにヴァーレンダー公は縁が欲しいと要求。
ドラガンは結婚する事になったのだった。
≪第四章 反撃編≫
ドラガンの盟友となったヴァーレンダー公は議会でブラホダトネ公一派を糾弾。
ドラガンたちは常軌を逸した増税に絶望しプリモシュテン市に移る事になった。
プリモシュテン市は、これまで関わった人たちが続々と集ってきて、徐々にアリサが望む安住の地になっていった。
≪最終章 報復編≫
アリサを失ったプリモシュテン市は街全体が復讐心に燃えていた。
一方で王国は風雲急を告げていた。
グレムリンが反乱分子を結び付け、ついに王国に牙を向けてきたのだった。

水滸伝を意識した、異世界ファンタジック伝奇。
注：スキルとか魔法とかは使えません。

※「カクヨム」にも、同じ話を転載しています。