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詩歌集

遮光カーテンを開ける。


 暗い部屋。

 遮光カーテンの隙間から溢れる一筋。

 キラキラとした水面のような光が射す。

 

 ベッドから起き上がると。

 ──シャッ。

 重たい遮光カーテンを開ける。


 … … … … … … … … … …


 夜のように真っ暗だった部屋。

 そこに、たくさんの光が入ってくる。

 窓の向こうに広がるは。

 いつか見た、誰かの絵画のような青空と白い雲。

 秋の穏やかな太陽が世界を、私を照らす。


 からり、と窓を開ける。

 心地よい風が、私の頬を撫でる。

 

 遮光カーテンを開けたその先は。

 光の世界が広がっていた。



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― 新着の感想 ―
[良い点] 素敵。 素敵な詩ですわ。 トクさん、お見事〜(*^^*)
2022/10/02 06:46 退会済み
管理
[良い点] 直接的な表現を用いず、光景描写された詩は読み手によっていろんな意味付けをされますね。 暗い部屋と光は何を表すのか。 自らの心象風景か、何かのメッセージか。 より印象に残りやすくなる暗喩の効…
2022/10/01 21:42 退会済み
管理
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