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茶うさぎから白うさぎへの手紙 2022  作者: メラニー
4月
99/365

99 お話が書けない現在

 こんにちは。


 戦争が始まってから私は、ドラマやアニメが見られなくなってしまって。もちろん同じ感じで物語も書けていないのですが。

 

 時期的に今は新しいドラマが始まるので、見てみようかなと家族が録画していたドラマを見始めたのですが途中で苦しくなって見るのを止めてしまった。

 今見られるのは以前に見てストーリーが分かっている物か、新規でも誰も傷ついたり豹変したりしないと分かっているお話だけ。その先に救いがあるって分かっていても見られない。

 もうファクションありありの設定がファンタジーありきな物語でも、人が傷つくものが見られないのです。


 これは自分的にはかなり意外だったというか、誤算だったというか……もうちょっと図太い生き物だと思っていたのだけれど、そうじゃなかったようです。

 これもまた、自分の知らない自分ですね。……私はどれだけ自分の事を知らずにここまで来たんだろう。


 石垣島に行くスケジュールとかお店とか移動時間とか、そういう細々したことも調べたいのに、落ち着かないから全くできていない。だからもう行き当たりばったりですよ。まぁそう言う旅もいいかとも思うのだけれど。

 

 物語を書くのって、すごい集中力とドSが必要なものなんだと……勝手に思っているのですが。

 ドSの矢印が自分に向いているからドМでもあるという複雑な図式ですが、物語を面白くするにはキャラクターをある程度翻弄しないといけないので。

 そして謎である部分をあけっぴろげに書いてしまえば楽なのに ひた隠して、読者に対しても自分に対してもドSにならないといなくて。しかもキャラクターを追いつめて辛い思いをさせる時は、自分も辛いし、生ぬるい事をしていたのではおもろくならないし……

 

 物語を書いている人は本当にすごいですね。今の私は心の容量が全くないので何かも作れ出せないし、変換できない。


 そうそう。そういえば、とあるアニメの原作漫画を割引券がある間に少しずつ買いそろえているのですが、単行本に書かれている作者のフリートークと読者からの質問コーナーの返答などを読み、もともと私が抱いていた作者のイメージから変わって来たのが面白いなぁと思っています。


 読む前は、恥ずかしがり屋で照れくさい本心を笑いではぐらかすタイプの天才だと思っていたのですが、すごくダークに卑屈だけど、それゆえ周りにチヤホヤされても世間とのバランス感覚に優れている天才だと、今は思っています。

 やはり自分の事が客観視出来ていて、世間の価値観とのバランスに優れている事は作家業で大成する条件というか……それが出来るからこそ売れっ子になれると言うか。このバランス感覚に長けていて、それを自分の言葉で体現できる人というのが、結局のところ“人たらし”でその人たらしの能力によって、物語に引き込まれているような、そんな気がします。

 まずは魅力的になれって事なんでしょうね。魅力とは大衆とかけ離れすぎていてもただの変人になってしまうし、程よいバランスでいる事が大切。

 

 早く物語の続きが書きたいのになぁ。

 職業作家の人で私のような、不安定な世界状態に反応してしまっている方は大変でしょうね……それでも仕事だからするしかないだろうけれど。中にはそれが薪になる方もいるでしょうが。

 残酷だったり残虐なシーンをかけるのも、平和ならこそです。

 生きている世界がそうなら、書いていられない。


 

 

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