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茶うさぎから白うさぎへの手紙 2022  作者: メラニー
3月
60/365

60 三月のはじめに

 こんにちは。


 三月が始まりました。

 三月の最初の日は雨。一日中、けっこう激しく降りました。そんな中、私は買い出しに行っていたのだけれど。二か所くらいでほしい物を揃えられるかな?と思っていたけれど、ぜんぜん欲しい物が売っていなくて、結局四か所をハシゴするはめに。

 そんな三月の最初の日。


 私にとって特別な月です。初めてでもあり最後でもある月。

 今月末でひぃちゃんがこの世から居なくなって一年が経ってしまう。


 一年も経てば慣れるんだろうと思っていたけれど、全く慣れないまま三月まで来てしまった。

 去年三月の画像を見直していたのだけれど、まだまだ三月の最初は普通にラインで話していた。

 私の家で作った牡蠣ご飯にも反応していたし、その頃作っていたハンドバッグの製作過程のマチ針の量にも驚いて反応していた。(立体で湾曲しているので待ち針をたくさん打たないとしつけができないのです)

 23日には、あーちゃんと散歩をして咲き始めた桜を見上げながら「ひぃちゃんの作ったお弁当をもって花見に行きたい」なんて本人にラインしていたし。

 全部ついこの間……二、三週間前くらいの事の様に感じる。


 あー、もう今月桜は咲くんだなぁ。

 桜が咲く度に思い出すんだろうな。あのお弁当もバカ騒ぎしたお花見も。


 

 なんか、この三月からガラリと空気が入れ替わる気がしてしまって。

 友達が足踏みしていた仕事に「ご指名で依頼をしてくれている人がいるんだったら、まずそれをした方が良いと思うよ」と知ったかぶって偉そうに言っていた一件も、やっと日の目をみたようで今日公開されているのを見たし、周りはちゃんと時間が進んでいるんだなぁと実感した。

 何も変われていないのは私だけだろう。

 南十字星も結局見れていないし。

 

 私もそろそろしっかりしないといけないんだろうな。そんな事を一年中思ってはいたけれど、まったく動けていない……というか、あらゆるところに無視をされ続けているし……。動いてもブレーキをかけられてしまう。

 

 兎にも角にも、三月が始まってしまいました。

 春はキラキラして辛いです。三月の最初が雨でよかった。


 

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