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茶うさぎから白うさぎへの手紙 2022  作者: メラニー
11月
324/365

324 ちょっと愚痴

 こんにちは。


 毎晩「ここに書くことが無い」と絶望しながら始まります。それでも何とか書くわけなんですけれど。書くことがあるから書いている訳じゃなく、書くことが無くても書く。これが、私のここのルールなんです。

 誰に頼まれている訳でもないし、お金になる訳でもないし、誰かに求められいている訳でもなく、話題になったり褒められる訳でもない。それでも必ず、毎晩書く。


 稀に話の流れで、会話の相手に文章を読んでほしいと思っている訳では無いけれど「エッセイを続けて書いている」という話になり、鼻で笑われたり、引きつった笑顔を向けられることがある。「やりたい事だから続くんだろ?」「それ意味あんの?」「お金にもならないのに」「だから何?」「仕事だとそんな生易しいものじゃないよ」と顔を見るだけで聞こえてくる。

 こういう経験って、きっと閲覧数の伸びない小説を書いたり、弾き語りを公開していたり、動画をアップしている人には、少なからずあるんじゃないだろうか。


 やりたい事だから出来ているというのは、確かにそうかもしれないけれど、楽しい事ばかりではないし、産みの苦しみの方が割合として大きい人の方が多いと思う。なのに、誰に頼まれたわけで無くても、自分との約束で続ける。これって仕事でも長続き出来る人の特徴だからね?自分との約束を頻繁に破る人は、バイトでも就職でも続かない。実際に私の元職場ではそうだった。やってみたら「思っていたのと違う」と知ったのかもしれないけれど、そういう人は、決められた仕事を見張られていなかったら手を抜いてしまう癖が共通していた。細かい事だから指摘しない事が多かったけどさ……


 私の前職は“私由来では無い”とある事情が無ければ、まだ続けていたし、勤務歴はもう少しでハタチでした。続けている事が「意味」だし、続けているうちに「意味」が出来ると思って続けるので続くわけですが……


 というか、筋トレでも勉強でも、例えばけん玉の練習とか、四コマやイラストの毎日更新でも、毎日続けている人は本物ですよ。続けなくても誰も困らないし、頼まれている訳でもない事を続けるって、そういうです。

「明日休みたいから、二日分やっておこう~」が出来ないのだから。毎日するしかない。気分が乗っているからと言って多く更新するとか、気分が乗らないからやらない、というと話が違って来る。毎日、同じように同じくらいの量を、休みなく。変わるのは質だけ。(これは仕方がない)

 どんなに「それくらいオレにもできる」と言うような些細な事だって、それを同じ年月続けないと出来るという証明が出来ない。そして、どんなにしょうも無い事でも人目に触れる状態で「発信する」場合、なかなか続かないもの。ちょっとの気のゆるみで途絶えてしまうから。スマホゲームのログインだって、興味のある間は出来ても、なかなか何年も続かないもの。やる事と言ったら、アイコンをタップするだけなのに。


 なので、やったことのない人に「それくらい」という顔をされると、心底こちらががっかりする。腹立たしくもある。どんなことでも、それなりの代償を払って削ってやっているのです。注目を浴びようが、ずっと日陰だろうが。そりゃ仕事とは違う。そんな事は百も承知です。同一視はしていません。そちらが勝手に同じような考えんな?と思っているだけの話です。(でも仕事も続くと思いますけどね)


 小説を連載して、ちゃんと終わらせることの出来ている人たち、みんな偉いですよ。

 そして、また次のお話を書く。日記だってエッセイだって、毎日のように更新ししている人、偉いですよ。みんな自分との約束を守っているんだもん。



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