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茶うさぎから白うさぎへの手紙 2022  作者: メラニー
10月
297/365

297 遠い四月馬鹿

 こんにちは。


 私は大河っぽいお話が好きなようで、大作ばかりを繰り返して見てしまう癖があるようです。ここ数年でやっとわかった好みですが。


 それでここ最近のたくさんお話を摂取するという私のプロジェクト?の中に、「不滅のあなたへ」がありまして。二カ月ほど前だろうか。やっと見ました。知らなかったのですがタイミングよく二期が始まる時だったので喜んでいます。


 このお話は一期の頃から気になってはいたけれど、見ると心が辛くなりそうで見られなくて、今まで時間が経ってしまっていました。

 最初に気になったきっかけは、主演の方が2020年春に亡くなられた声優さんの弟子というか……その方の会社で預かっている役者さんだったことを知ったから。そのうちに見たいなぁと思っていました。

 別の役者さんで、今季始まった作品「すごい力を持った超能力者の少年が、超能力を使わずに努力で成長していくお話」の主演をされている方も、同じようにお弟子さんで。そちらもずっと気にかけて応援している。亡くなられた俳優さん……社長さんの演技にかける思いみたいなのものを引き継いでくれている気がして。

 超能力の方はリアルタイムで見る事が出来たんだけど(一話に社長がバーターで出ているくらいなので)不滅はなかなか……。でも、ほんとやっとの思いで、今さらながら見たんです。


(以降、ネタバレが嫌な方は読まない方が良いかもしれません)


 見終えて、現在は三周くらいしているけれど。見てよかった。物語を積み重ねるポイントが「死」なので、大切な人たちが次々に死んでいく。それはすごく悲しいし辛いんだけど、本筋はそこでは無くて、優しさや愛情を主人公が受け取って行く話だと、本当は優しいお話なんだと気が付いた。

 主人公がスタートは人間の赤ん坊のように真っ白な状態から、徐々に自我を獲得していく流れがちゃんと書かれているから、その成長に合わせて必要な役割の登場人物がいるわけで、血も繋がっていないけれど無償の愛をくれる人、母親、姉、祖母、兄、友達のような妹のような……とそれぞれが疑似家族のような繋がりで主人公を成長させていく。

 やはりドラマとは変わっていく事なんだろう。

 

 そして、主演の彼も意識しているかどうか分からないけれど、言葉に乗らないところの演技や引き算の演技を社長から引きついでいるように感じて。今期の別アニメの「うたわれるもの」でもそうだけど、痕跡がちゃんとあって……。人は亡くなっても消滅はしないんだなぁと感じて、胸が苦しくなる。


 

 友達が不滅を見るのを、前の私のように躊躇していたので、背中を押してみた。確かに大切な人達が死んでいくからなぁ。彼女もそういうのが苦手だろうから。それでも愛情を受け取って行くお話だから見て欲しいなぁと。

 私のように、お話の上に思いが一つ乗っかっている状態じゃないから、刺さらないかもしれないけれど……


 それにしても4月なんだよなぁ……、私の生活から大切な命を奪っていくのは4月が多い。4月近辺は命日が5人分ある……次の4月が怖い。特に四月一日。四月の馬鹿。



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