284 歌
こんにちは。
私のフォロワーさんが、熱はないけれど喉が痛くて、見てみると白くなっていると呟いていた。病院へ行くと、診断は口内炎だったそうだ。辛いだろうなぁ。唇に小さいのが出来かけるだけでも痛いのに。
うーん……と、またあの考えがムクムクと。何でも結びつけるのは良くないけれど、私自身が免疫が落ちているとことある度に実感するから、どうしても考えてしまう。ワクチンとの関係。
私もあれから大きな口内炎は出来ていないのだけど、隙あらば出来ようとしているのを感じている。ちょっとでも噛んでしまった場所が、すぐにでも口内炎に変化しそうな感じで腫れて来る。すかさずビタミン剤を飲んで、何とか鎮圧するのだけれど。帯状疱疹の話題も最近よく聞くし……帯状疱疹なんて、普通の免疫状態では抑え込めるはずのウイルス。
とりあえず真実がどうであれ、冬に向けて免疫アップの活動を続けないとなぁ。腸の環境を整えて善玉菌が優勢な状態にしないと。来年の花粉は今年の二倍以上らしいから、それも込みで今から免疫を鍛えよう。一番に心がけるのは、食物繊維を取る事。善玉菌のごはんになるので。冬の間も免疫で風邪を回避しないと、また咳で歌えない時期が出来てしまう。やっとそこそこ歌えるようになってきたから。
今日は久しぶりに歌の練習に行ってきたのだけれど、声が枯れる事はなくなったから喉自体は正常な状態に戻りつつあるようです。
問題は息がもたない……。もともと私は特別息が長い歌い手では無かったので、頑張って元の状態くらいには戻さないと。これは完全に肺周りの筋肉でしょう。筋トレ……息を使う事での筋トレ……しかないんですよねぇ。なんて鍛えにくい。はぁ。
今のところ、課題の曲を練習しないといけないという事もあるのだけれど、私にとって今大切無いのは、(聞き手も歌い手も)気持ちのいい声を出す事。これが一番の課題です。力が入っていないような、大きく窓を開け放ったような大きな声。これが分かっていても、メカニズムを知っていても、おいそれと出るものでは無くて。ファンタジーなんかで魔法の練習をしているシーンなんかがあるけれど、きっとこういう事なんだろうなと思う。分かっていても鍵が外れない様な、そんな感じ。
人によると思うのだけれど、オープニングでロボット名を叫んでいたような時代のアニソンとかは、その辺りの練習には都合がいい。地声で気持ちのいい大声を張り上げられる。あと沖縄系の曲。こっちは、高い音をキープしつつ歌う練習にもなる。
というわけで、今日はアニソンと沖縄系の歌ばかり歌って来た。
いつも沖縄系の曲を歌うと、前世は絶対ウチナンチュだったと泣きそうになる。島人ぬ宝もそうだけど、夏川りみさんのアメージンググレースのウチナーグチ・バージョンが大好きで。それを歌うといよいよ泣きそうになる。
『太陽の光、月の光、そして首里天加那志よ、私を見守ってください。我が国王様』といった感じの訳になるだろうか。首里天加那志とは、琉球の国王のこと。歌が祈りそのものになっている。
国民の生活にまで及ぶような、ひどい暴君で無いかぎり、国王と言うのは誇りであり、見守ってくれる存在であるんだなぁと、太陽や月の光と同じように、一羽の雀にも、国民一人一人にも注がれる愛を感じているんだなぁと思う。
なのに、江戸に連れ出されてしまった時の悲しみはどれほどだったんだろうとか、いろんな事を歌いながら考える。
歌とは、歌いながらいろんな事を思い出し、景色を見て。見えない、遠い、ここにいない誰かに届くように歌う祈りみたいなものだ。そう言う事を再認識する。
ライブもしたいなぁ。でもライブをしてもまだまだライブハウスに来てもらうのはハードルが高いよなぁと思ったり。まぁその前に私が思うがまま歌えるようになることが先決ですが。いつになるやら。




