263 あとがきと読後感
こんにちは。
昨日書き終わった後で思い出したんだけれど、膀胱炎っぽいのも続いたんですよ。お手洗いに行くと膀胱が少しだけシクッとするような、残尿感が残っているような、何度も行きたくなるような。血尿までは出なかったし無視できるくらいだったので大したことはなかったのですが。膀胱炎も私が精神的にも体力的にも弱った時に出て来る症状なので、気になっていたんですよねぇ。
一応、こうやって書いておくことで、自分のメモになるかなと。
ところで友達の書いた漫画本がやっと届いたので読み返していました。一応連載中にウエブで読んでいるのだけど、やっぱり紙はいいですね~。普段、ずーーーっと画面で読み続けていると紙で読み始めた瞬間、言語化できない煩わしさが一瞬あるのですが、読んでいるとスッと馴染むというか、頭に物語が染み渡って行くと言うか。物が増えすぎるのが困るのでデジタルで買ってしまいがちですが、やっぱり紙ですよねぇ~
漫画ってほとんどの場合「あとがき」が無いですよね。稀にあったり、昔は雑誌の広告に使っていたスペースにあとがきみたいなことを書いたりしている場合もありましたが。
小説の場合はあとがきがある方が主流と言うか、無くても誰かの解説が入っている事があるというか。あれも一つの読後感を埋めるピースの一つなんだなぁと思う。
物語に没頭していた感覚から、現実世界へ戻るまでの中間の世界というか。私はあとがきが好きでして。
下手なあとがきだと台無しになってしまう可能性もあるのだけれど(笑)たいていの場合は、有った方が物語の余韻を楽しめる。「あの物語はそういう時に生まれたのね」とか「作者さんも、大変だったんだなぁ」とか「私はそこまで刺さるキャラじゃなかったけど、作者さんはこのキャラが好きなのか。もう一度読んでみよう」とか「久しぶりの長編で緊張したと書いてあるけど、すごく良かったと伝えたい!」とか。作者さんとの一方通行なんだけど、ちゃんと心の中でキャッチボールになるところが大好きなんです。
某アニメ化になっているすぐに死んでしまう吸血鬼の出てくるマンガは、キャラ投票で一位になったキャラのお話を一話分書くというイベントだったかな?本誌は買っていないから忘れたけど、作者さんのお話を書くことになってしまった回がありまして。読者の悪ふざけが過ぎて、そういうの大好物です。
作者本人は困り果てていたようですが、私はニヤニヤと大満足でその回を読みました。前にも触れましたが、やっぱり私は作者萌えなんでしょうねぇ。私が大好きな作品を生み出している方がまず大好き。これは立派に一話分有ったので読後感とは関係ないけれど、この作者の本は最後にキャラクター設定がゆるい内容で言い訳のように書いてあるので、それが読後感なっていて好きなのです。
他にも地元の某神社を舞台に選んで書き始めたお話の作者さんは、近くだから取材し放題!とホクホクしていたら、補修工事で全く取材できない状態になったとか、とある神さまをゲームとアニメオタクにしようと決めたら停電になったとか、ただ単純な修羅場のレポートを書いている方も読後感が満足だったなぁ~
猫の先生が出て来る妖怪のお話もはスタンダードなあとがきが付いていてほっこりする。静かだけど、読んだ感想と対話できる。
変なクイズを出してきたり、人気キャラが変なポーズで登場したり、作者のハゲ自虐ネタで「ほんっと先生大好き!」ってなるパターンも大好きだった。
物語が一冊になるっていろんな形がありますね。
私の友達の本は、表紙のカバーを外すさないと分からない絵が出現する。それも大好き。
いつ先生と会えるかなぁ~。会ったらサインをもらお。
このお話の感想はもちろん色々あるのだけれど、最後の書き下ろしの漫画に出て来る登場人物が、メインキャラだから全編出ているのに、その時の顔だけが今年亡くなった共通の友達に見えて泣いてしまった。
きっとそんなつもりで描いていないと思うんだけど……どこが似ている?と言われると困るけれど、彼女のご両親もそんな事を思ってくれていたらいいなぁ。彼女のお母さんは先生の大ファンだし、本屋さんだし絶対に見ていると思うから。
そんな事を考えながら本を読み終えました。
はぁ……もう二巻出たよ。カスドースを出版のお祝いに熨斗付きで送りたくてうずうずしているだろうなぁ。私ではカスドースが入手出来ないから、代わりが出来なくてごめんね。




