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茶うさぎから白うさぎへの手紙 2022  作者: メラニー
9月
259/365

259 インコのその後

 こんにちは。


 インコが調子悪かったと書いたあの日から少し経ちましたが、今はそれなりに元気にしています。前はケージを開けたら、自分でケージから飛び降りるのも出来なかったのが、今は弾丸のように飛び出してくるし。


 あの日は本当に体調が悪かったのでしょう。当たり前だけど、鳥にだって調子が悪い時がある。

 あの夜彼女はしんどいながらも「本当に一緒に寝てくれるの?」と意外そうだったというか、付き合わせて悪かったなぁ、と言うような顔をしていた。鳥にだって、長い間付き合うと分かる表情があるんですよ(笑)

 体調を崩す前、あまり食べていない日が続いてたように思います。食べる真似をしているだけというか。でも私が一晩付きっ切りで、ご飯を食べて欲しいと訴えて、食べるフリをしたら褒めて。褒めているうちに本当に食べる様になって。その時から見ていなくても餌を食べる様になっていると思う。それからは、メキメキと動きが機敏になって。最近、カロリーの高い補助食も混ぜるようにしたし、今は止り木で羽繕いをしたり寝たりできるようになっている。羽繕いを丁寧にできる様になったら、体調もいいしリラックスしている証拠なので、ほっと一安心です。


 やっぱり、食べることって大切ですね。食べないと体力が付かない。

 私も一度ロタウイルスに罹った時は、全く食べられなくて困りました。食べないといけないと分かっているから心がけているんだけど、食べ物をどうしても口に運ぶことすらできなくて。何とか飲み物と黒糖と、無理をしてヨーグルトだけを食べて一か月以上を過ごしました。

 あの時の症状はほんとうに不思議だったなぁ。おなかを下す事も無いし、嘔吐も無い。ただただ食べられなくて体力ばっかり無くなっていく。食べないと便通も無くて消化器も正常には動いていなかったでしょうし、本当に困りました。その状態で遠方でライブをしたのですから、ほんと我ながらよくやったなぁ。あの時のライブ、ゼロ号のドレスが着れましたよ……今は無理ですけどね。さすがにライブが終わったらもうヘトヘトで。体力の無さを実感しました。

 

 親の知り合いも今、癌治療するための前段階として胃ろうの手術をしたそうで。胃ろうとは、食べ物を直接位に流し込むためのチューブを入れる事です。飲み物のような専用の食品もあるし、普通の食べ物でも流し込めればそれでいいのですが。とにかく胃に食品を入れて腸から栄養を摂取することが大切という事ですね。知り合いは飲み込むことが出来ない状態で、どんどん体力が無くなって抗ガン治療に耐えられない体になっているのだとか。栄養だけなら点滴で、なんて思うかもしれないけれど、やはり生き物は栄養を口から取り入れるより良い方法なんて無いという事です。

 

 私も最近、体調が下り坂気味の時に限って、スナック菓子やアイスが食べたくなるもんだなぁと思ったりしていて……。今日がまさにそういう日で。分かっているなら自嘲しないといけないですね。食べてしまいましたが(汗)

 インコのこともあって、ほんと食べるって、体調と直結しているなぁ身に染みます。この辺りから、夏の疲れが出たり、台風や季節の変わり目の気温や気圧の変化にやられたりする可能性が高いので、皆さんもご自愛ください。おいしくて滋養があるものを食べて過ごしてくださいね。



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